ロバート・クビサ本人にとっても、そして今季は相当の戦闘力を発揮できるであろうと思われていたLotus Renault GPに暗雲立ち込めるニュース。
過去、Canada GPにて大クラッシュに見舞われた過去もあるクビサなので是非とも復活して欲しいのは、一ファンとしてそう思いたいのですが・・・今回ばかりは、長い時間をかけてそれを期待しなければいけなくなるかもしれません。
ESPN F1トピックス から。
↓↓↓
イタリアのラリーに参戦中、クラッシュを喫して負傷したロバート・クビサはよくても数カ月の休養を強いられそうだ。しかしながら、今回の負傷で彼のF1キャリアに終止符が打たれる可能性もある。
一報が届いてから数時間後、ルノーはクビサの「右の腕、脚、手に多発性骨折」が確認され、ジェノバ近郊のサンタ・コロナ病院にて手術を受けたと発表。ただし、クビサの代理人であるダニエル・モレリの発言が心配を加速させてもいる。
当初は手の負傷が大きく報じられていたが、モレリは「外科医が彼の右手の機能を回復させようと努めている。彼らはすでに手脚の血管を移植し、骨格の処置も行った。この先は筋肉の機能について考えなければならない。だが、ロバートは強い性格なので乗り越えられるはずだ」とコメント。
モレリの言葉から推測すると、クビサは手に神経および腱の切断に関わる重傷を負ったと見られ、場合によっては手に機能障害や後遺症が残る可能性がある。現代のF1ではステアリングホイールにおけるドライバーのボタン操作が増加しており、現実となれば深刻な問題になるだろう。
クビサは2003年のアクシデントで左腕にチタニウム製のボルトが入れられており、これが事態を複雑化させるかもしれないが、骨折は完治するはずだ。しかし、腱の損傷は完治がさらに難しく、回復を早めることはないだろう。
クビサの詳しい容体は分かっていないものの、来月から始まる2011年シーズンにその姿がない可能性は高い。むしろ、現実的な懸念はシーズンを丸々棒に振るかもしれないことにある。
F1ドライバーの多くはコース外の活動を契約で細かく制限されていることが多い。クビサの場合、ルノーはラリー活動を禁じておらず、契約に容認する条項が設けられていた。昨年11月にモレリはビッグチームである「マクラーレンやレッドブル、フェラーリ、メルセデスGPなら認めないだろう」と述べている。
↑↑↑
関連記事 http://ja.espnf1.com/renault/motorsport/story/40148.html
早期の回復を祈るばかりです。