昔のタイヤのコマーシャルで・・・クルマは”ハガキ4枚分の面積で路面と唯一接触している”旨のコマーシャルが流れていたかと思います。
素晴らしくハイパワーなエンジン、強力な駆動システム、高剛性な運転空間、リラックスできる素敵な車内空間を持っていても、クルマというものが走行するには、エンジンからの力を『タイヤ』を介して路面に伝えなければいけません。
ですので、クルマの持っているパフォーマンスを活かすタイヤ選びを・・・私達が普段使うクルマで検討しなくてはいけないのです。
ただ・・・
【F-1】ではタイヤを供給できるサプライヤーが決まっているため、私達がタイヤ選びをするように気軽に選択できないのが大きく違うところかと思われます。
今季からはBRIDGESTONEに替わりイタリアのPIRRELIがサプライヤーとなっています。
ESPN F1トピックス内で、sauberの小林可夢偉選手のコメントが載せられていましたので、ここで紹介してみたいと思います。
新しいサプライヤーのタイヤを、如何に上手く使えるクルマに仕上げるかが、チームの成績に繋がっていきます。
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【ザウバー】
小林可夢偉
「今日はさまざまな新しいシステムを確認する必要があったので、問題を解決する1日になりました。こういうことはやらなければいけないことなので、問題ありませんよ。でも、新システムに関する作業をやっていたせいで、通常のパフォーマンス確認走行をする時間はありませんでした。新しいタイヤのグリップ力低下はかなり速いですね。セットアップ作業で改善できることですが、さっきも言ったように、そうするための時間が本当になかったんです。とにかく、これからも学習を続けていきますよ」
ジェームズ・キー(テクニカルディレクター)
「非常に忙しい1日となった。真新しいマシンで初めてテストをするこの時期は、いろいろな小さなトラブルを確認していかなければならないのだ。重要であり良かったのは、大きなトラブルを抱えることなくマシンがうまく走行してくれたということ。午前中はさまざまなシステムチェックと基本的なセットアップ作業を実施した。午後はKERS(運動エネルギー回生システム)と可変リアウイングの作業を行っている。タイヤのデグラデーションは極めて大きいため、残りのテストでも注意しておかなければならないだろう。もちろん、やるべき作業はまだたくさんあるが、ここまで達成したことや学習したことについてはいい状態だ」
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