「この子、どっちのクラスが合ってるんだろう?」
入学や進級が近づくと、「普通級に入れた方がいい?」「支援級にした方がこの子のため?」と、進路について悩む保護者の方はとても多いです。
・普通級に行かせたいけれど、ついていけるか心配
・本人は「みんなと一緒がいい」と言うけど、本当に大丈夫?
・周囲の目や、「特別扱いされることへの不安」が拭えない
そんなとき、**“どちらが正解か”ではなく、“この子にとって心地よい環境はどこか”**という視点で考えてみるのがおすすめです。
① 「できるかどうか」より「安心して学べるか」
普通級にいることで、「がんばれば周りに追いつける」「刺激が多く成長できる」こともあります。
一方で、「できないことばかりが目立って自信をなくす」「ついていけないストレスが続く」ことも…。
“できる・できない”よりも、“安心して過ごせるか”“自信を持てるか”を軸に考えることが大切です。
② 支援級は「特別」ではなく「サポートのある学びの場」
「支援級って、特別な子が行くところ?」「普通級に入れた方が将来のためになる?」といった声もよく聞きます。
でも支援級は、“特別な場所”ではなく、その子に合った環境・ペースで学べる仕組みです。
先生との関わりが丁寧で、スモールステップで進める学習も多く、「できた!」「わかった!」を実感しやすい場でもあります。
③ 「いつでも見直せる」選択だからこそ、今の最善を
進路の選択は、“一度決めたら変えられない”わけではありません。
必要に応じて普通級⇄支援級の移行ができる場合も多く、「今のこの子にとっての最善」を選び、様子を見ながら調整することもできます。
親も子も、不安や迷いがあって当たり前。
だからこそ、**「とりあえず今、安心して学べる場を選ぶ」**という選び方も、立派なひとつの答えです。
最後に:決めるのは「ラベル」ではなく「環境」
普通級・支援級というのは、単なる“枠”や“ラベル”ではありません。
その子が「わかる」「できる」「楽しい」と感じられる環境かどうかが一番大切です。
実際のところ、入ってみないと分からないというのが正直なところでもあります。
やはりどうしても相性というものがあるのではないかと感じています。
なので迷ったときこそ、学校見学や先生との対話、子どもの様子の観察を通して、「わが子のための選択」を一緒に探していきましょう。
正解はないかもしれない。
でもその選択は、そのときのベストです。
もしもまた変えることになったとしても、それはお子さんにとって、そして親御さんにとっても必要な経験だったのです。
大丈夫。すべてうまくいきます。
「ひすい子育て相談室」では、こうした進路や就学前後の不安についてもお気軽にご相談いただけます。
一人で抱えず、気持ちを整理するお手伝いをさせてくださいね。