また久しぶりのブログになってしまいましたが…
先月末、第2子の娘を出産しました
私にとっては初の海外出産で色々と不安なことが多かったんですが、無事に元気な産声をあげてくれました
息子の時と同様今回も誘発分娩でしたが、周りも私もびっくりするくらいのスピード出産でした
そして陣痛の痛みをできればもう経験したくない私。今回は無痛分娩を希望していたのですが…出産って計画どうりにはいきませんね
もうすぐ娘が生まれて1ヶ月たってしまうので、忘れる前に出産記録を兼ねてブログに残しておこうと思います
⚠️長くなるのでお時間あったら読んでください
息子の時は予定日過ぎても子宮口も全く開かず、41週での誘発分娩で出産だったので、今回も予定日は確実に過ぎると確信していました
が、ドクターには、年齢のこともあるから予定日は過ぎない方がいい(胎盤機能が低下する)と言われ、予定日前日(39週6日)での誘発分娩に！
ただ、今回は39週3日の時点で子宮口も2cm開いていて、ドクターには誘発しなくても産まれるよーなんていわれたので陣痛を今か今かと待っていたけど来ず…
(この時に内診グリグリをしてもらったので、その日の夜はちょっとお腹痛かったけど次の日には痛みなし)
誘発分娩の日
朝9時に病院へ行き10時過ぎに誘発開始
日本での誘発は点滴だったけど、今回は子宮口？にジェルを塗るだけの誘発でした。そして今回は無痛分娩を希望していたので、麻酔科の先生ともお話をして書類にサインをしたり。NSTで赤ちゃんの心拍やお腹の張りなどをモニタリング。昼食後は点滴の管に繋がれる事もなかったので、病院内を旦那さんと散歩しながら過ごしていました。
散歩をしていると、時々下腹部に違和感が…でも全然我慢できる痛さ
陣痛の痛さって人によって様々な表現をすると思うんですが、重い生理痛っていう人が多いかな？
その時は生理痛と言うよりも少しお腹が重い感じが続き、腰の痛さとか子宮が収縮している痛さは全くなく、「これは前駆陣痛というやつか?」なんて思いながら散歩。でも気付いたら痛みの間隔が5、6分に。でも「陣痛がこんなに軽いはずはない」と思いながら旦那さんにはまだまだ時間がかかりそうだよーなんて話してました。
15時45分
散歩中、少しお腹が張ると歩けなくなり、でもベンチに座ると痛みも軽くなる、を繰り返していたので少し疲れてきて、体力温存のためにデリバリールームに戻る。戻ってからはバランスボールにのって旦那さんと普通に会話。トイレに行って便座に座るとずーんっという痛みがやってくる。でもバランスボールのうえではそんなに痛みなし。
16時15分
再びNSTでモニタリング
お腹の張りが5分くらい間隔で来ていることを伝えたら、あと30分でドクターが来るのでチェックしてみましょうと言われる。ベットに横になってると痛みの波が感じやすくなる。でもまだモニターを自分で見て旦那さんと会話ができるくらい余裕
16時45分
ドクターにより子宮口のチェック
3、4cm開いているので麻酔を始める事に。
陣痛の波はきているけど、呼吸すれば痛みは多少和らぐ。
16時55分
麻酔科の先生がきて麻酔の準備を始める
その頃にはなぜか陣痛の間隔が短くなってる気がする…そして痛みも数分前より明らかに強い
麻酔の準備に時間がかかりすぎてちょっとイライラしてくる
17時15分(この頃時間の感覚は曖昧)
麻酔の管を背中から入れる。陣痛の合間に処置をするけど間隔が短くなってるので、陣痛きてる間に「動かないで！」って言われたのが本当に辛かった
背中に管を入れられてる感覚はあるけどそれに対する痛みは特になし。
17時25分(これが最後に時計を確認した時間)
麻酔がまだまだきかない…加えて陣痛の波が押し寄せてくる🌊痛みよりも陣痛がまた来る～
という恐怖で足が震える…「いつになったら麻酔がきくのぉぉー」と心のなかで繰り返し思いながら呼吸を整えるので必死になる
ドクターが旦那さんに｢今日中には産まれそうだねー｣なんて呑気に話しているのが聞こえて、私からしたら今日中って6時間以上もあるじゃないか…私耐えられるのか?なんて思いながら痛みに耐える
出産前、YouTubeで何度も呼吸法や陣痛の乗り越え方なんていうチャンネルを見はてイメージトレーニングはしたものの、私にとっては陣痛は痛みと恐怖
それだけは変わらなかった
陣痛が来ると痛いし、頼みの綱の麻酔は効かないし、もう嫌だーと思っていると息みたい感じが…そこで看護師さんにそれを話すと、周りがバタバタとし始める。ドクターが「え？?あーもう産まれるねー早いね」なんて呑気に笑いながらやってくる。麻酔科の先生は遠くで｢もう産まれるの？麻酔はいらなかったかもねー｣なんて誰かと話してる。
あっという間に看護師さん、助産師さん、ドクターが私の周りを囲み、｢息みたかったら息んでねー｣っていってくる。ああ、もう産まれるのかぁーと安堵したとたんに痛みがスッと無くなった
麻酔が効いてきたみたい
今か…
凄く変な違和感…下半身は動くのに痛みが嘘のようにない
なのに息まなきゃいけない。どこに力を入れていいのか分からず｢プッシュ、プッシュ｣の声に無我夢中で力を入れて息む
そんな中、ドクターが｢赤ちゃんの心拍下がってきてるねー｣と万が一の時は吸引分娩になることと会陰切開をしていいかと聞かれ、もう赤ちゃんが無事に生まれるなら何でもしてくれーという気持ちを含めて｢YES｣と返事
痛みは全く無いけどお腹の張りだけは少し感じるので、上半身を丸めてお臍を見ながらただただ息む事を繰り返し…
17時52分
娘、誕生
おぎゃぁーと大きな声をあげてくれました
娘が産声をあげた瞬間、もう涙が止まりませんでした
息子が生まれたときはあまりにも陣痛が痛すぎて体力消耗し、分娩時間も5、6時間だったので｢あーやっと出てきた｣という嬉しさと同時に疲労しすぎて涙はあまりでなかったけど、今回はあまりにも早いお産で体力も気力も残っていたからか、生まれた瞬間めちゃくちゃ感動しました
麻酔が効いていたので、産後の処置も全然痛くなかったし、麻酔が完全に切れるまではゆっくり眠れました。ただ翌日から麻酔の副作用の頭痛に1週間くらいひどく悩まされました
生まれて初めてこんなに痛み止を飲んだ1週間でした。不思議なことに、頭痛は横になってるときはほとんどなく、起きている時だけ割れるように痛みました。
実際麻酔の恩恵を受けたのは15分くらいなのに、麻酔の副作用の頭痛が1週間続いたのは予想外の展開でした
そして産後の処置で胎盤を出したとき、胎盤が破れていたそうでそれが心拍低下した原因だったのかも、という話でした。いつ胎盤が破れたのかは分かりませんが、一歩間違ってたら命の危険もあったかもと考えると本当にいいタイミングで生まれてきてくれたんだな、と感謝しかありません
感謝といえば、日本から両親が来ているんですが、ちょうど誘発分娩予定日の前日に来てくれたので、当日は時差ボケもあるなか息子の面倒を一日中見てくれました
かなり大変だったようだけど、両親には感謝です
息子は突然3人(私の両親と娘)が生活に加わったことで最初は戸惑っていたけど、段々と打ち解けているようです。でもまだ赤ちゃんに対する扱いが雑すぎて毎日ヒヤヒヤしてます
息子の事はまた今度別に書きたいと思います。
長くなりましたが、これから4人家族での生活が始まります。これからも海外生活、国際結婚、子育ての事色々とマイペースに書いていこうと思いますので、宜しくお願いします👨👩👧👦
