66-①の続き

多分消されたのこっちの方が原因かなと思ってます。
ちょっと短いです。





翔side



「…あっ、はぁ…はぁ…っ、苦し…、
助け、さく…、、櫻井さ…っ…」

「潤…、俺がいる。
いくらでも吐き出せ…。」

「…アッ、や、ぁ…っ…」

互いに衣服を脱ぎ、熱を分け合うがまだまだ潤の身体だけが熱い。

「もっと出していい。イ け。」

「はぁ…っ、あぁっ…」

潤の意識はどこにあるのか。
ほとんど本能的に吐 精 するだけで潤の意思で吐き出してはいなかった。
いかがわしい薬なんか俺の手で全部ヌ いてやるから。


………


すべてを吐き切った潤は静かに眠りにつく。

素肌をあらわにした潤に纏わる自身の白 濁 や奴の汚い手で触られたであろう白い柔肌。
それらを丁寧に拭き取ってやり、穏やかに横たわる潤は純白な天使のように見えた。

「とても綺麗だ…、潤…。」


眠りから覚めたら、きっと襲われたことを思い出し潤はまた涙を流すだろう。
自分は汚れてしまったと嘆くかもしれない。
起こってしまった現実をなかったことにするのはできない。
だけど潤が落ち込んだり、泣く必要はない。
潤は何も変わらない。

これまで通り、笑っていて…
俺にずっとその可愛い笑顔を見せてくれ。

そのお返しとばかりに、俺は毎日飽きるほど君に好きだと伝えよう。
迷惑だと言われてもやめないよ。
だって俺は君が大好きだから。