Plein soleil (1960) Alein DELON

アラン・ドロンの太陽がいっぱいを見た。

邦題は、太陽がいっぱい。

お茶目な題名だが、シナリオはお茶目とは言い難い。

アラン・ドロン扮するトムは、

アメリカ人ミリオネアから、

イタリアにヴァカンスに出たまま戻らない彼の息子フィリップをアメリカに戻る説得をするように指示を受ける…

そこから、トムはフィリップに対して良からぬ事を企てていく…という話。

舞台はイタリア、美しい。

彼らが、船旅に出るシーン、海が恋しくなった。

船旅 croisière en catamaran

帆のついた船　catamaran

（南仏の港で停泊している船の多くはこれ）

船の総称　　　bateau

最近、往年の映画が面白い。

現代の映画より、人間の未熟さ、稚拙さ、欲望を抑えず生きる人の描かれ方、合間の粗さがより、人間の創った作品という感じがして、目が離せない。

Effets spéciaux （特殊効果）がない映画って良い。

知り合いに、アラン・ドロンからとったアランという名前のフランス人がいるけど、

それも納得、若かりしアラン・ドロンの美しいこと。

Plein Soleil