3月16日(月)

 

 

情勢的に聞けば「増えてる」んだなーとわかっていても、

毎日のニュースで流れるのは

 

「本日どこどこで何人が感染しました」

 

「合わせて日本は何人感染していて、何人の死者数です」

 

 

という、厚生労働省も含めて累計情報でしかなく、「専門家」と言われるコメントも「わかりません」でまったく今後の予想がつかないので、自分でどう行動していこうかなーという指針を作っていくために、

感染の勢力としてどう動いていくのかをまずは見極めたくて、

 

 

「加速度」

 

を調べてみました。

 

なんてことない方法なのですが、

新聞社で統計発表している累計数から割り出して、前の日と比べてどれだけ増加したかを数えるだけです。

 

 

(fig.01)

エクセルに作った表からグラフ化しました。

 

 

意外なのですが、ネットにこの情報がぱっとみで見つからなかったので、

自分で日別の累計数を調べて前日から引き算したのが上の結果です。

 

これは

 

日本国内の感染者数と死者数は

日別で前日から何人増えているか

 

つまり

 

加速度として勢力が強まっているかそうでないのか

 

 

を知りたいための指標の一つになります。

上の統計上はクルーズ船の感染者と死者数は含まれていません。

 

算出するために用いたデータは

 

朝日新聞社:新型コロナウイルス感染者数の推移

https://www.asahi.com/special/corona/

 

です。

 

 

ぱっと見で3月に入ってからの増加係数が30以上なのが続いています。

もちろん、これは検査して報道されたパブリックな数なので、潜在感染者はもっと多いだろうとも推測できるのですが、あくまでも数値として把握できる範囲で数えだしただけでもサンプル指標にはなるのではないかとは思います。

 

感染者増加数に対しての死者数増加係数については、まだほとんど横ばいなのは日本の医療機関ががんばってる証拠とみられるのではないかな?と、わたしは思いました。

 

こうやって見ると「等比級数的」とか「指数関数的」なグラフとは見られないので

この調べ方が続く限りは同じような推移で感染者数増でいえば増えていくことはわかりますが、

同様にして同じ調べ方で減ってきたことがわかるだけでも、

 

加速度が減ってきた=落ち着いてきた

 

がわかるのではないかと。

 

マスコミ・メディアは累計で数の多さを発表して「あの国はすごい数だねー」とするだけなので、

どれくらい定量観測的に加速しているのか減速しているのか、加速している場合どういう背景があるのか

(ただ自然感染なのか囲い込みに失敗しているのか)を

個人個人でしっかり考えた上で

それが見えて来た時点でどういう行動が適切なのかが自身で判断できるのではないかな、と思います。