ねこの行動心理学って、とっても興味のある分野です。ねこと一緒に暮らす飼い主ならみんなそうなのかもしれません。

「今何を考えているんだろう?」や「どうして欲しいんだろう?」がストレートにお互いに手に取るようにわかれば、飼い主としては人間と同居する以上の深い関係性があるのを実感するのでは?

人間だと人をだますとか嘘をつくとか、本音を言わずにかげでこそこそ言うとかめんどくさいことはあっても、ねこってそういうのはありません。

だからこそ、お互いに「発信と理解」をシンプルにコミュニケーションが取れる練習を日ごろからしておきます。できれば小さいねこの時からね。これは、飼い主がねこに対してどうして欲しいかを覚えてもらうと同時に、ねこが飼い主にどうして欲しいかを「発信」してもらうことで、意思表示をひとつひとつのコンパクトなコミュニケーションとして相互理解を得るために、とっても重要なものとなっていくばかりか、細かく言語が通じ合わない相手に対しても例え断片的にでも思考の一部が分かり合えればある程度の本筋が推測できるということにもつながります。

 

ねこの心理でいろいろ読んだことのある本の中で、意外なヒントを得られるものもあります。

 

「すぐわかる!あなたの猫の知能指数」
著者 メリッサ・ミラー

 

飼い主がねこと暮らすために、どんなことを教えたり教わったりしてきたか?が成績表のように思い返してしまいたくなる内容で、そんなIQ度を測る質問事項もあります。

ねこの性格や行動の嗜好などは、種類や個体差によってもまちまちだと言われますが、飼い主と同居ねこだけがわかるコミュニケーション方法をどれだけ作れるか?はとても大事なんだなーって思います。

 

例えば、ぽんきちはご飯が欲しいとき、何かを食べたいときは

「にょはーん」

と飼い主に言ってきます。いつのまにか偶然そう覚えたので、これだけでも食欲があるのかないのかがわかるのです。

逆に、飼い主にそう言うとちゃんとおいしいものが用意されるという思いが伝わったという感覚がねこにも発生するので、そのような成功例はねこにもずうっと記憶して覚えて使っていくことになります。こういう一連の通じ合いが積み重なっていくことで、ねこの方からも聞き入れてもらえるということが安心につながるのではないかと。

 

 

「すぐわかる!あなたの猫の知能指数」

の中で質問例を基にした、「ねこIQ」を測るサイトもあったので試してみるとおもしろいかも。

 

にゃんこIQテスト

 
ぽんきちは187
意外にも、あーにゃんは192
 
でした。あーにゃんは社交性がある分、ポイントが高くなったのかな?
じっくりとにゃんずのポイントを選んでいってると、いつのまにか、いつまでもこどもだったように思えたあーにゃんは、成長してるんだなぁって気づかされました。
 
 
いずれにしても、飼い主よりIQは高いことは確かです。(泣)