ぽんきちとあーにゃんと飼い主さん

にぇむぃ・・・

と再び本棚に戻ったぽんきち。

そこへおうちのどこに行ってたかわからないけれど、遊びに出かけていたあーにゃんが戻ってきました。


ぽんきちとあーにゃんと飼い主さん

どこ行ってたの?楽しかった?うんうんそうかそうか・・・よかったネ。


ぽんきちとあーにゃんと飼い主さん

で、ぽんきちよりも至近で飼い主のすぐそばで寝る前の毛づくろいして寝ますっていうもんだから、
ぽんきちは気になって気になって仕方がない・・・


ぽんきちとあーにゃんと飼い主さん

薄目でぶーたれ中・・・


ぽんきちの方が先住猫なので、ぽんきちよりも近くで飼い主にかまってもらいながら寝るのかなと思うと、つまらないんだと思う。

そう思わないように、飼い主は先住猫のほうに何かと気を遣って愛情を多く送ってるんだよーってフォローしてあげる。ぽんきちだけ特別にごはんにかつぶし乗せるのもその一環です。

それでも、猫の心理学研究で有名なマイケル・フォックス(←最初この名前を聞いたときに、バック・トゥ・ザ・フューチャーのあの!って思ってしまったが別人です)から言わせれば、「2匹で飼育するのが理想」なんだそう。確かに昼間留守がちにするのでぽんきちだけだと寂しいかなーというのはあるものの、ヒトと猫のコミュニケーションだけではない、良かれ悪かれの猫と猫のコミュニケーションから得られる情操もある。

あーにゃんにとっては、同じ猫として生きる先輩猫であるぽんきちの仕草や行動から、飼い主からでは得られないものを体得するだろう。

それでも個体差的な性格の差は確かにあって、ぽんきちの方が奥ゆかしいというか1歩下がって見る性格で、あーにゃんはあんまり考えないでがつがつ前進するタイプ、と、正反対なのですがこの性格の違いはひょっとして毛色からも由来しているのでは?と仮説を立てたくもなる。

ロイカナ(←ペットフードメーカーのロイヤルカナンね)の学術部の研究によると、毛色の濃い猫の方が嗅覚が優れているという説を出していて、そういうえば、毛色の濃いあーにゃんの方が匂いに敏感で、すんすんふんふんと嗅覚に大集中する傾向があるけれど、嗅覚が優れているということは味覚にも敏感なはずなのに、あーにゃんのほうが何でもばくばく食べる。日ごろ面倒を見てもらっている獣医師さんからは

「何かのスイッチが入ったみたいにばくばく食いますね」

と、飼い主としては赤面してしまうのだけれど、嗅覚がより鋭いことは本能的に生きるための「食」に大きく影響して旺盛になるのではないだろうか。ヒトでもそうだけど、「食」への好奇心が積極的であって、生きていることの中でその比重が高ければ、自然とどういう行動にでも積極的になるんじゃないかなと思うのです。

最近ではそれに感化されたのか、ぽんきちの方が、あーにゃんが何を食べているのかを気になりだして、
子猫用の避妊手術後体重ケアのかりかりフードもちょうだい?ってふんふん匂いをかいできます。
負けないようにちょっと積極的になってきたのがうれしい飼い主です。


でも、何も悪いことしてないのに通りすがりに「すぱーん」とねこぱんちしちゃだめだかんね?