「やらなきゃいけないな・・・」とか「知識としなければいけないな・・・」というビジネスや経済の本よりも、どうしても猫の生態学や行動学・心理学についての本に手を伸ばしてしまう飼い主ですパー

おこたに入って寝っころがって本を読んでいたら、誰もいないだろうと思っていたこの部屋の上のほうから小さなくしゃみが「くしゅ・・」って聞こえてびっくりしました汗


ぽんきちとあーにゃんと飼い主さん

そして、ふあー と大きなあくび
ぽんちゃん、いつの間にそんなとこに同化してたのね・・・汗全然知らなかったわ ぼー

ぽんきちもあーにゃんも、おゆはんごちそーさんしたら、だいたいめいめいが別行動で2階に行ったり1階の奥の廊下でお庭眺めに行ったりでばらばらな行動をし始めて、さー本格的に夜中だから寝るよ?という頃合で飼い主の横になるところに集まってきますが、今日は読書をする飼い主のそばに最初からぽんきちがいます。

そして

ぽんきちとあーにゃんと飼い主さん

場所を移動してさらに飼い主の隣でうたた寝 zzz

猫とヒトとの社会学でもそうですが、紀元前からヒトが家畜化してきた動物の中で、イヌのように何らかの仕事の役割を教えられて担ってきたのとは異なり、唯一ヒトと上手に共存してきた(というか、ヒトが猫に飼いならされてきた)猫の、強依存は求めないけど、でもごはんちょーだい?のような柔軟性に富んだ社会生活を持ったニュートラルなのがいいんだと思う。

飼い猫であれば実の親猫と離されて飼い主のヒトと暮らす場合が多く、この飼い主のことを、ごはんくれたりおトイレ掃除してくれる生涯のお母さんとみなすのですが、テンプル大学の猫行動学研究所のA・カーシュは、
「食を与える」こと以上に、「遊んであげたり、なでてあげたり、話しかけてあげる」ことのほうがヒトとのコミュニケーションの結びつきの形成に重要だと言っています。

確かに「話しかけてあげる」ということがことのほか面白い結果を生むことになるんだけれど、
ぽんきちと話す場合は整理してみると次の3通りがあるようです。

(1)飼い主が日本語をしゃべり続け、ぽんきちが「にゃにゃ語」をしゃべり続ける
(2)飼い主が日本語をしゃべり続け、ぽんきちは目線やしっぽで答え続ける
(3)飼い主もぽんきちも目線でやりとりする

実はあーにゃんを2匹目に向かえて2にゃんで暮らしてみて「そういえば・・・」で気づいたことが、猫同士での普通の会話には

「にゃあ」

は一切ありません。

余程気に障ってケンカの時になれば「にゃーーー!ヾ(。`Д´。)ノ」ということはあるけれど、これはいろいろな文献も読んでみても猫同士は「にゃあ」では会話せず、目線とお互いの感覚などからコミュニケーションを取ると、言われてみれば確かにそうだということで、では普段ぽんきちやあーにゃんが「にゃあ」とか「にゃーにー」というのは飼い主のためだけに選ばれて使われたコミュニケーションだったということに改めて気づかされます。ちなみに、あーにゃんがよく発する「にゃーにー!?」は、餅つきお笑い芸人「クールポコ」の「なぁーにぃー!?」と同じ発音です。察するに、あーにゃんは江戸っ子か?←いゃ、静岡生まれのハズ・・・


ケンカのときやすごく危険だと思うとき、発情のときには「にゃあ」や「みゃあ」は使われるけれど、
普通の会話で「にゃ」とでも小さい声で言ったものは何か飼い主に伝えてんだ?ということがわかります。

ちなみに、(3)の飼い主も目線で会話しようというのは難しいです。(´-ω-`)

ぽんきちと飼い主とあーにゃんが同じキッチンにいて、
ぽんきちだけにわかるように目線で合図を送ってみました。
飼い主が視線を送る順番を、

ぽんきちの顔 ⇒ 棚の上のかつぶし ⇒ ぽんきちのごはんのお皿 ⇒ ぽんきちの顔

あーにゃんとぽんきちでは個体差でぽんきちがちょこちょこ食いのため1回の食事量が少なく、回数があーにゃんよりも多いため、食事のときは2にゃんを隔離しながらぽんきちだけにごはんをあげることがあるのですが、

「うん、わかた」

とはならず、
2にゃんとも「わーいごはんだごはんだー」と騒いじゃう結果になるっていうね・・・ぐるぐる