本家の送り盆におとさんと一緒に行ってきました。
本家の法事ごと等には、おかさんは出ません。理由は聞いたことないけれど、まぁいろいろあるんだろうね。

直接本家に合流で、たどり着いたら叔母さんがむかえてくれました。
本家にはもうおじいさまもおばあさまもいないので、叔母さんが住み込んで管理しています。
そして、普通の家なら一件分は建つんじゃないかと思えるくらいの都内にしては広い庭から、えだまめを収穫してきた伯母さんもむかえてくれました。

「暑いねぇ。。。あらぁ、みぃちゃん、お母さんに似てきたわねぇ」

と手ぬぐいで額の汗をぬぐいながら、お膳にお寿司と冷えたスイカと麦茶を並べてくれました。
あぁ。

なんか田舎に帰ってきたみたいだなぁ・・・

ぽんきちと飼い主さん

目の前で蝉が鳴いています。

本家の裏手には小川があって、

ぽんきちと飼い主さん

あ!
かも!

そして


ぽんきちと飼い主さん

ケータイ写メでは全然分かりませんが、カワセミも水遊びをしていました。きれいな青色の翼でした。


玄関で送り火を焚いて、卒塔婆とご先祖様が乗ってお戻りになる馬を模ったものを持って、おとさんとうちの2人でお寺に向かいました。うちは、卒塔婆に書いてある文字をずうっと眺めながら歩いて、裏面にこう書いてあるのがどういう意味なんだろう?とずうっと考えながら、おとさんの後ろをくっついて行きました。

「平成二十二年大施餓鬼修行」

へいせい にじゅうにねん・・・だい・・せ・・が
おにしゅぎょう・・・?

そうか。うちらはいろいろなことに鬼修行せなあかんねんな。(´-ω-`)

って、勝手に解釈してあとでWikiで調べたら全然意味が違っていました。。。_(\○_
知りたい人は「施餓鬼」で調べてみてね?

ぽんきちと飼い主さん

お寺でもサルスベリの花がきれいに咲き誇っていてカメラに収めたのですが、
普段無口なおとさんは、熱心に写真を撮っているうちを見て、サルスベリではなく、その向こうに建つ建物のことを説明してくれました。

「あれは国宝なんだょ。都内に1つしかないのも珍しいな。」

ここが730年前から建立され、お寺としてあったそうです。
そしてそのお寺には八坂神社の分社が隣接していて、その間に2本の立派な木がそびえています。

「あの木とあの木をよ、ベースに仕立ててよ、昔野球をしたんだょ。あの屋根にボールあがっちゃったりしてな。」

もう1回言いますけど、普段おとさんはほんとに無口なので、そんな昔のお話を懐かしがるように話すおとさんを見て、歳をとったんだなぁ・・・って思っていたら、

「おまえがな、2年前の転職活動の時にな、『いぃ就職先に恵まれますように』、ってお参りしてたんだょ。お礼にお参りしなさい。」

と、お財布から100円硬貨を出してうちに1つくれました。
おとさん・・・そんなことしてくれてたんだ・・・(ノ_・。)ありがとう・・・

お寺からの帰り道、おとさんは昔の話をしてくれました。
うちがまだ幼稚園の頃、八坂神社の本家のほうのお祭りに連れて行ってくれたこと。いろんな市内の夏祭りに連れて行ってくれたこと。30年以上前のお話ですねあせる

「またおいでね?」

と伯母さんと叔母さんに見送られ、おみやげまで持たせてくれて実家に帰りました。
実家ではおかさんがまだ帰ってないようだったので、うちがおゆはんを作りました。

ぽんきちと飼い主さん

+はるまき
+豚肉と夏野菜の卵とじ炒め

それから、お豆腐のサラダとかつおのたたきのマリネを作って、お刺身を並べていたらおかさんも帰ってきて、
おかさんもお刺身を買ってきたようです。あせる親子って・・・あせる

それと、おかさんは手作り餃子を作りました。


実家に帰ったのはGW以来でした。

次は旅行に連れて行ってあげたいな。