長男も、長女も割とおとなしい性格で、話せば分かる子。聞き分けの良い子。

長男は優しいいいお兄ちゃん。ただ、
何かと身体が弱いところが育てにくいポイント。中学校では勉強も運動もそこそこできていて、親の欲目で進学校に進学させたところ、過敏性大腸炎で学校に行けたり行けなかったり。トイレに何時間も籠る毎日

長女は、やればできるのに、やる気がないから、何かをやらせるのは難しいけど、無茶は言わないし、健康体だから、手のかからない子。


次女は発達障害だと言われていて、ずっと手のかかる大変な子。
私の全エネルギーを注いで育てた子。

次男は喋らない子。次女にエネルギーを持って行かれた私はこの子に愛情を注ぐことが足りなかったらしく。ちょうど家庭が壊れ出した頃幼少期を過ごしていたこともあり、愛着障害と言われました。

長男が過敏性大腸炎であちこち病院に行ってみたり、学校にフォローに行ったりしていた時、ちょうど離婚した頃で、私の体調も、メンタルも、どん底でした。
ろくに話もできず、話すと言い争い。まさに反抗期なのかと頭を抱えていたのですが、最初から手に負えてなかった下の2人も思うと、一番手のかからない、長女が唯一の救いだね。と、母に話した時、そんなこと言ってると、次に問題を起こすのは、その子だよ。と、予言のように言われたことを今でも忘れられません。

そして、いまこうして、苦労しているのは、親の言うことも聞かず、勝手に子供を作って結婚して、4人も子供を産んだ自分のせいでしょ。自分の選んだ道なんだから、責任取りなさい。

あなたは、女を捨てて、この先、恋愛も、結婚もしちゃダメ。子供のためだけに生きていくの。

子供4人を立派に育て上げられたらそれだけですごいこと。大変なこと。

自分のことなんか、考えないで子供のためだけに生きなさい。

再婚なんてややこしいことをしては絶対にダメ。できる限りのサポートはするんだから、親のありがたみを噛み締めて、子供達を一人前にすることだけを考えなさい。

何度そう言われたでしょう。
その言葉は、両親から私への愛なのですが、なんだか、逃れられない呪縛のようにも思いました。

可愛いものが好きだった私は、女を捨てては、ちょっとやだな。と思いましたが、離婚で、男なんてもういらない。とは、思っていたので、まぁ、いいか。

確かに、生きる目標と目的は、子供を育てることに違いない。

と、そう思っていました。