夜中3時にFort. Lauderdaleのクラブから帰宅。
今夜、例の気になる男の子
に会ってきたのだ。
「今週はこの日のためだけに頑張ってきた。」と言っても過言ではない(笑)
午後イチのクラスが終わり、「やったー!終わった!!!」と心の中で叫んでいると、Lennette
に「香港の情報交換をしよう。」と持ちかけられ、コンピュータ・ラボに連行される。
今日は早く帰りたかったのに・・・(笑)
打ち合わせ後、足早に部屋に戻り、シャワーを浴び、化粧をし、ヘア・アイロンで髪をスーパーストレートにした。
それにしても、「好きになった人がタイプ」とはよく言ったものだ。
気になる男の子は、背が低い。
(180cm以上の男性希望だったはずの)身長165cmの私は、ヒールを遠慮して、ペタンコサンダル。
夕方5時頃には用意万端。
昨夜は興奮気味であまり眠れなかった為、ちょっとベッドでウトウト・・・。
そこへ電話が鳴る。
なんと強力助っ人のBonnieもAmyも、今夜のお出かけに参加できなくなったとのこと。
就職活動の面接が急きょ明日になった&体調が悪いなら、無理強いは出来ないや(;_;)
その代わりに、EveとJaneが来ることになった。
二人は何も知らないから、行動しにくいなぁ・・・。
でも、Violetがいるからいいや!
というわけで、今日のメンバーは、Violet、台湾からVioletを訪ねてきているChou、Eve、Jane、私、それに例の気になる男の子・Kevin(ややこしいけど、Bonnieの彼氏のKevinじゃないよ)。
Violetの運転で車で約30分のFt. Lauderdaleへ向かう。
Kevinとの待ち合わせのレストラン・Cheese Cake Factoryへ到着し、VioletとChouは駐車場を探しに、残りの3人は、もう着いているらしい彼を探しに店内へ。
Kevinを見つけられないまま、先にテーブルに案内された私達。
こんな感じ↓で座って、みんなを待った。
Jane
[テーブル]
私・Eve
店の外でKevinを見つけたらしく、Violetたちは3人で一緒にやって来た。
席順を見たVioletは、すかさずChouを引っ張って、Janeの隣に滑り込む。
おかげで、こんな感じ↓になりました。
Chou・Violet・Jane
[テーブル]
Kevin・私・Eve
ひゃっほぅい♪ありがとうViolet!!!
前回、彼に初めて会った時の第一印象は「話しやすい。」だった。
が、Bonnie曰く"He is shy."だった。
「言葉の壁もあるし、やっぱ実際は違うのかなぁ。」と考えながら、みんなが持ってるEnglish Nameの話題をふった。
これなら自然にKevinにも話すチャンスがまわるはず!
しかーし、次はKevinの番って時に、ウェーターがオーダーと取りに来た。
かなり待たせたくせに、このタイミングで来るなよ。
せっかくの苦労が台無し・・・。
と思いきや、ウェーターがテーブルを離れた瞬間に、「まだオレのEnglish Nameの由来を話してないよ!高校の科学の時間に・・・。」とKevinが話し始めた。
っていうか、話す話す。
どこがシャイなんだよ!?
思った通りでよかったけど。
それにしても高校でEnglish Name?
アメリカン・スクール in 台湾?
英語もかなり流暢だし。
ゆーこ:「フロリダ大学卒業したって言ってたけど、どれくらいアメリカにいるの?」
Kevin:「13年前に親と一緒にアメリカに引っ越してきたから、人生の半分は台湾で、残り半分はアメリカ。」
ここのレストランはポーションが大きいので、色々オーダーしてシェア。
アペタイザーのCrab Cakeが3つしかなかったので、みんな半分こずつすることに。
最後の1ピースがKevinと私の前に残ったんだけど、手をつけないでいると、
Kevin:「キライなの?」
ゆーこ:「そうじゃないけど、Kevinがオーダーしてたから、好物なのかなって思って・・・。せっかくだから全部食べなよ。」
Kevin:「何言ってんの!?美味しいよ。ほら、食べよう!」
と切り分けて、半分を私の取り皿に。
「何か良い感じ♪」と思ったのもつかの間、みんなが料理を楽しんでいるのに、急にKevinはケイタイで誰かと話し始めた。
みんなが食べ終える頃まで話し続けていた。
聞き耳を立てたところ、どうやら大学のグループ・プロジェクトのメンバーと打ち合わせをしているようだった。
仕方ないか・・・。
デザートを注文して、みんなでケーキをつついてると、またケイタイで話し始めた。
さすがに他のみんなもちょっと呆れている。
私もついにプチっとキレて、嫌われたくなかったけど、"Stop it!"と一喝した。
みんなは、ただただ目を丸くしていた。
が、当のKevinは聞いてなかった。
せっかくのディナーが台無しだよぉ。
やっぱ、この人じゃないのかな・・・。
微妙な雰囲気のまま、店を出ることに。
事件はその時に起こった!
会計時にカバンから財布を取り出そうとしたら・・・。
ない。
ない?
ない!
あちゃー、学校用の鞄に入れたまま。
部屋を出た時、身分証明書(クラブに入るのに必要)を忘れた!と気づき、わざわざパスポートを取りに戻ったのに、財布を持っていないことに気づかなかったなんて。
恥ずかしや・・・。
Eveが立て替えてくれたものの、あまりのアホさ加減に呆然。
ボーっとしてる間に、Violetの計らいでKevinの車に乗ることになった私。
急に二人っきりになってドキドキ。
Kevin:「ゴメンね、オレで。でも、恨むなら、Violetたちを恨んで♪」
ゆーこ:「・・・。」
ホントは嬉しいのに、なんてフォローすればいいのかわからず、無言になっちゃったよ。
(※誰か、こういう場合、何て応えれば良いのか教えてください。)
レストランの近くに停めてあったKevinの車に行ったら、駐禁切符。
$25な~り。
財布がないので、どうにもできない。
どんよりした気持ちで佇んでいると、「大丈夫。Yukoのせいじゃないし。気にしないで。」と落ち込みたいはずの人間に励まされた。←私って、アホ。
ドアを開けてもらって(日本人じゃなかなかこういうのないよね。)助手席に座ると、足元に何かが・・・。
「車用の工具セットかな?」と思ったけど、気にせずその上に足を置いた。
「これ、何?」って聞いたら、彼のラップ・トップだった。
全ての出来事がありえなさすぎ・・・_| ̄|〇
かなり凹みまくったけど、クラブへ向かう車の中でいっぱい話すことが出来た。
どうやら性格が正反対な二人。
おしゃべりな二人だけに話は弾むが、なかなか共通の話題が見つからない。
唯一(無理から)共通項?といえば、彼はすごく日本に興味があって、私は日本人だということだけ・・・。
日本のドラマとか歌手とか、私より詳しかった(笑)
「こっちでの友達も多いだろうに、台湾人といる方が心地良いの?」って聞いたら、「アメリカにいる年数の方が長くなってきて、『自分は台湾人なんだから、台湾人らしく振舞いたい。』と思うようになってきた。台湾人コミュニティーのおかげで、台湾の習慣や心得を直に感じることが出来るし。」と言っていた。
感心感心。
あっという間に目的地へ。
Violetの車から降りてきた(何も知らない)Eveが、「Yuko、その顔は怒ってる?ゴメンね、一人置き去りにして・・・。」と謝ってきた。
ボーっとしてる時の私の顔は、かなりコワイ。
みんながなかなか来なくて、ただアップアップになってボーっとしてたのにぃ。
車の中でずっとコワイ顔してたのかと思うと、また凹んだ。
しばらくビーチに立ち寄った。
みんなで写真を撮ったり、波打ち際で遊んでいたのだが、彼はまたずっとケイタイで話していた。
クラブへ向かうビーチ沿いの歩道を一緒に歩いている時に、「退屈してるの?」って聞いたら、「楽しんでるよ。何でそう思ったの?Yukoは、楽しくないの!?」って。
「違うよ。私は、すごく楽しいけど・・・。さっきから電話ばかりしてるから、心配しただけ。」と答えたら、「電話かけてこられると、切られないんだ。みんな面白いヤツだし。」と言っていた。
私も長電話好きだけど、人と一緒にいる時は絶対にそんなことしない。
言い訳の内容はともかく、やっぱ、退屈なのだろうか。
そうこうしてるうちにクラブに着いた。
以前ブログでも書いた
ように私はクラブが苦手だ。
音楽を聞きながら、踊っている人たちを観察するのは楽しい。
が、踊るのは大嫌い。
正直に言おう。
踊れないのだ・・・。
[踊らない。→つまらなくしてるように見える。→友達が心配する。→それが申し訳ない。→友達がもっと心配する。→だから、苦手。]という見事な悪循環。
Kevinは、私の手を取って「踊ろうよ。」と誘ってくれたしてくれた。
「ヤダ!無理っ。」って言っても、何度も何度も笑顔でトライ。
うれしかったなぁ。
つられて、こっちもスマイル。
でも、極度のダンス音痴はやっぱり踊ることができなかった・・・。
まさか、インドア派な彼の唯一好きな外出がクラブだったとは。
こんなことなら、ダンス好きのJocelyn(ジョスリン)に習っておけばよかった。
かれこれ2時間ぐらいいたのかな?
ふっとVioletの姿が見当たらないことに気づいて、みんなで外へ。
駐車場まで探しにいくと、酔い潰れたChouの姿があった。
「じゃあ、今日はもう解散しようか。」ということになり、Kevinとお別れ。
Violetが「電話番号ゲットした?」と耳打ちしてきた。
ケイタイを持っていない私は、みんなの前で鞄から手帳を出して聞く勇気がなかった。
Kevinとハグしている間、「でも、ここで聞かなきゃ・・・。次いつ会えるかわかんないし・・・。」とウジウジ悩む。
っていうかハグが長いっ!?
「なんだ?こいつも酔っ払ってるのか?」と思っていると、突如、横でこれまた酔ったEveが座り込んだ。
お別れもそこそこに、「大丈夫?」とEveを抱えて駐車場のすみへ連れて行き、介抱する。
うぇ~ん。
CD貸すって約束したのに、これじゃあ電話できないよぉ。←チキン野郎。
彼はインドア派で、私は超アウトゴーイング。
性格は全然違うけど、(電話魔な部分を除いて・・・。)すごく楽しかった。
でも、問題なのは彼の方が私のことをどう思ったか。
感触がわからない(;´д`)←なんせ恋愛レベル小学生。
サザエさんも呆れる失態をしでかしたし・・・。
今日のセッティングをしてくれたViolet。
大のお酒好きなのに、「運転があるから。」と言って、みんなが楽しく飲んでるの間ずっと我慢してた。
それに、みんなに終始気を遣ってくれていた。
Violetは、めっちゃ素敵な女の子だ。
進展がなくて申し訳ないなぁ。
そのうち、また台湾人コミュニティーの集まりで顔をあわせることになるんだろうけど、次はどうしたもんだろうか???