自分の記録用と介護までの経緯その1


私の父親は私が小さいころからビックリするほどの大病持ちで糖尿30周年、癌もそろそろ30周年。

母親は高血圧で三大成人病を夫婦でコンプリートしております。

10年ほど前に血糖値が東京タワーとお揃いになって入院。

それからインスリン注射が必要になり、7年前に舌癌が再発して舌の左半分を切除してそこに太ももの筋肉を移植。最近の医療は太ももが舌になるのか・・・と感心したものです。

それ以降病気さんたちはなりを潜めていたのですが、昨年11月末に血糖値のコントロールの名目で入院。

ここで認知症の可能性を先生に指摘され、介護保険申請。この時点で要介護1。

ついでに最近天然ボケをかなりこじらせてる感の母親も申請したところ、認知症初期で要介護1。

(父親の入院に焦って血糖値測定キットの代わりにラジオを持参しましたww)

クリスマスイヴに退院してからは毎日のインスリンの代わりに週に1回の新薬を往診と訪問看護で打ってもらい、血糖値も安定してこれで孫の成長をずっとみていられるねーと言っていた矢先。

謎の低血糖で自宅で2回倒れ、この時は母親が私に連絡し、私が往診の先生に連絡して事無きを得たのですが。

3月27日、母から電話があり父が意識がないとの事。慌てて往診の先生に連絡して来てもらうも血糖値は測定不能、緊急処置をしたが間に合わないとの判断で救急搬送されてそのまま入院。

入院後すぐに誤嚥性の肺炎を連発して嚥下能力を検査してもらったところ、唾液すら誤嚥してしまい今後経口食は不可能なので胃瘻を増設することになりました。

4月2日に胃瘻増設手術をして胃瘻開始。

すると胃瘻により血糖値が安定し、薬の投与が必要なくなり退院しなくてはならなくなりました・・・が、母と2人暮らしのため間違えて飲食をして肺炎を起こしてすぐに召されてしまうであろうし、嫁に行った娘2人とも同居で24時間監察は厳しい・・・


ここから自宅に帰れなくなった父の放浪の旅と、私の介護生活が本格的に始まりました。


長いので続きます