よく、赤ちゃんとかに対して、

「『かわいい』が毎日更新される」

とか言ってるのを聞くんですけど、なんかそういうのいいなーって思います

「今日も可愛いね〜」じゃないんですよ。

「昨日よりも今日、今日よりも明日の方が可愛いね〜

」なんですよ。

見る対象はずっと同じなのに、そう思えるのって素敵。

今、咲ちゃんの退団が近づいて、この約3年半を思い返したりするんですけど、あ〜、「毎回『好き』が更新されてたな〜

」って思いました。

雪組のことも、咲ちゃんのことも、あーさもひらめちゃんも夢白ちゃんも。

そして、彩風雪組の二本立て公演はお芝居の方は良作に恵まれたかというとちょっと返答に困るんですが（笑）、ショー作品はハズレなしだったと自信を持って言えるんですよね〜。

宝塚の魅力のひとつが、人海戦術だと私は思ってるんですね。

「まだいたんかーい‼️

」ってなるほどに次から次から人がワラワラと出てくる。

ギラギラお衣装の美男美女、いや、実際には美「男」はいないんですけど、が、ばっちばちウィンク飛ばしながら舞台上を駆け回ってる姿に圧倒されてるうちにフィナーレとなりパレードとなり、大羽根背負ったトップさんがお辞儀した時のその風圧

にぶっ飛ばされて終わる…という一種のアトラクションですわ。

咲ちゃん時代の雪組ショーは奇をてらったものもなく、毎回綺麗に3枚の羽根が並んだし、初心者さんにも楽しんでもらえるような宝塚の王道をいくショーばかりでした。

トップお披露目だったFire Fever見た時「あ〜もう、Fire Fever最高‼️」って思ったけど、その次のセンセーショナルでも「センセーショナル最高‼️」となり、ジュエパリもフロホリも、「前作を超えたわ‼️」って毎回思いながら見てました。

嫌いとかイマイチなものはなくて、「好き→大好き」へと毎回更新されていきました。

で、フロホリを見てまたFire Feverに戻ると「やっぱFire Fever良いわ…

ってなるし。

うーん、こうやって見ると、ショーは4つしかなかったのか…

間にオデッセイや咲コンはあったけども。

もっとたくさんいろいろ見た気がするな？って思ったけど、あ、それは単に私が雪組に通い詰めてたからかな？

もちろんまだまだ咲ちゃんの雪組を見ていたかったって気持ちはありますけれど、腹八分目ってのが良いのですかね

一本物退団が寂しいけど、意外にも今回のベルばらが「ベルばらショー」とも言える作りになってるので（賛否両論あれど）、悔いなく咲ちゃんを送り出せそうです。

昨日はマチネ観劇遠征でした。

大劇場で見る咲ちゃんはラストだった…

東京は確保できてるチケットが貸切と、気合いの先着で取った2枚のみ

しかも2枚とも日程前半…

2枚あるだけありがたいのは間違いないのですが、絶望的に足りん

「好き」の更新。