ある打ち上げ会の最中

店員さんが
席まで持ってきた瓶の中には
口をカーッと開いた
ハブが
とぐろを巻いていた

愚かな私は
「美肌にいいですよ」
という言葉につられて

何も考えずに
注文し
飲んでしまった

楽しい夕食会をすませ
帰宅

その日の晩は
疲れて早めに床についた

昨夜に比べて
寝付きは良かったし
眠れずにウトウトする感じでもなく

久しぶりに深い眠りに入れた

真夜中

寝返りうって
頭の上に手を伸ばすと

ぬるっとした何かをつかんでしまった

過去
就寝中
ムズムズするので
無意識に叩いたら
ムカデ🐛で

何ヵ所も刺されて
背中が腫れ上がり
猛烈な痛みで眠れないことがあったので

今回は
「何かいる!」と
とっさに手を引っ込めたけど

何となく想像できたので
確認せずに
そのまま
そっとして
朝まで寝てしまった

恐る恐る
枕の上を見ると
当然だが何もいない

ハブは生きたまま泡盛に浸けられるらしい

「調子づいてごめんなさい」
「美味しく頂かせていただきました」

ありがとう。


ほえみ