コミュニケーション力とは?

『聞く力』と『話す力』だと考えます。


簡単なことのように思える「聞く」「話す」、身につけることはなかなか難しいです。

勉強と違ってすぐに身につくものではないのです。


どうすればよいのでしょうか・・・?


<あいさつ>


人と人が関わりあうには、まずあいさつからはじまります。


年に何回か小学校の旗当番があります。

登校時に児童の安全を守る仕事です。


そのときに感じること、目を見てあいさつができない児童が多いことです。

恥ずかしくて小さい声ながらも“おはようございます”と言ってくれるかわいい児童もいます。

反対に、顔をあわせないようにうつむき加減で通り過ぎる児童もいます。

なんだか寂しいですね・・・。


年上の人に話すときや友達と話すときなどの使い分けをできないお子さんが

増えているように感じませんか?


昔と違って異年齢の子どもと遊んだり、大人と話す機会が減ってきています。

そこにもコミュニケーション不足の原因があると思います。


我が家で実践していること。

子どもが話しやすい状況に話を持っていくのです。


「最近、学校どうなの?」では、子どもは答えにくいものです。

こう言い換えてはどうでしょう。

「休み時間、誰と何して遊んでいるの?」

「この前、持っていった図工の材料で何を作ったの?」

など、子どもが具体的なことを話せるようにするのです。


いつ・だれが・なにを・どうした・を話せるようになれば、国語力も一緒についてきますね!


親が話し上手・聞き上手であれば、親子の会話の中で必然的に子どもの話す力や聞く力が

備わってくるのではないでしょうか。


コミュニケーション力はすぐに身につくものではありません。

毎日毎日の生活の中で、少しずつ力をつけてほしいものです。

そのためにも、親自身が意識を高めて子どもと接していくことです。


中学受験では、コミュニケーション力を発揮することが少ないかもしれません。

しかし、合格がゴールではないのです。


子どもたちが成長し、社会にでたときににはこの力が絶対に必要になることでしょう。

人間、いつも調子がいいわけではなく心にも身体にも勉強にも波があります。


受験勉強をいていると波があったり困難にぶつかることが多いのではないでしょうか?

毎日コツコツと勉強しているのに成績が上がらない・・・なんてこともあるでしょう。


一番つらいのは受験生本人。

でも、ついつい口を出してしまうのが親ですよね~


それが返って逆効果になるときもあるのです。

親だって人間、機嫌が悪いときに必要以上に怒ってしまうことがあります。

反省、反省・・・。


子どもがSOSを出しているときとそっとしていてほしいときの気持ちを

読み取るのも大事なことです。

普段からのコミュニケーションが必要ですね!


子どもが助けを求めているときは簡単です。

何をしてほしいのか、内容によっては親子で考え解決していけばよいのです。


そっとしてほしいとき、これがなかなか難しい!


大人になると待てなくなることが多いと思いませんか?

ある講演会に行ったときに、『今の親は待つことができない』と、言った方がいました。

振り返ると、そうなのです。

子どもにすぐ結果や答えを求めてしまうことがありますよね。


『待つ』ということはとても大変なことです。


子どもたちが通うピアノの先生のお話です。

知的障害者のお子さんの音楽に何十年と携わっています。

ピアノの椅子に座らないお子さんを半年待ったそうです。

一年かけてピアノの鍵盤をさわるようになりました。

そんなお子さんももう30歳を過ぎたそうで、今でも教室に通っています。

(長女ととても気が合い仲良しなのです♪)


この先生とのお付き合いは7年になりますが、お話を聞いたときにはビックリしました。

待つことの大変さと大切も学ぶことができたように思います。


半年・一年は長すぎますが、子どもが困難にぶつかったときに

そっと影から見守る・待つことが必要な時期もきっとあるはずです。

子ども達本人はその困難を乗り越えようと踏ん張っているのかもしれません。


子どもにとってある程度の困難やストレスは必要なことです。

そして、困難やストレスを乗り越えたときに子ども達は大きく成長するのだと思います。

ここ何年かで感じること、ハロウィンやクリスマスには派手な飾り付けやパーティなどが

おこなわれているように思います。

様々な国の文化が入ってきて、その文化を取り入れることは素敵なことだと思っています。


ただ、それに伴って日本の良き風習が忘れられているような気がするのです。

歳を重ね、子どもを育てる中で日本の伝統文化の良さを感じるようになりました。

その良さを子どもたちに伝え、家族で共有していくことが大切です。


まず、誰もが知っている年中行事から季節感を意識していくといいと思います。


新年の行事であるお正月、おせち料理の由来について一緒に調べ作ってみる。

節分や七夕、土用丑の日など行事は聞いたことがあっても実際経験したことがない!

というのは、私たち親世代でもあると思います。


昨年、家族でお団子を作ってススキを飾って外でお月見をしました。

実は、私もお月見について詳しくは知らずにいました。

HPで調べたり図書館で調べたりして、昔からの風習を知った上で我が家なりの

お月見をしました。


おいしそうなサンマを買ってきて七輪で焼き、畑で採れたさつま芋でさつま芋ご飯を

作ってみんなでおいしくいただきました。

素敵なお月見でしたよ~


本で調べて想像するよりも、実際に体験して感じることのほうが子どもにとって

記憶に残る良い体験・勉強になるのではないでしょうか。


我が家では、年に1回はホストファミリーとして外国の方を迎えています。

そのときに、この日本の習慣、伝統文化が求められるのです。


今、留学やホームステイに行く学生が多いですね。

そういった状況になったときにも、日本について知ることが必要になってくると思います。


日本人ならではの感性を豊かにし、楽しむ。

このことはすぐに何かに結びつくことではないかもしれませんが、子どもたちが成長し

大人になっていく上でプラスになることは間違いないと考えます。