こんばんは。
みゆきです。
「不完全の美」は大学の時の先生の言葉です。
合唱の授業の時、私たちは先生の指導の通り歌えるように一生懸命練習していました。
男声は時間を作って、授業以外の時間も練習してました。
ある日の合唱の授業のこと
通しの練習になり先生が指揮をしてくださいました。
とてもうまく歌えました。
先生に注意された事を全て出来たと思えるくらい出来ました。
その後、もう一度と言って2回目の通しになりました。
そのテンポがすごく速いのです。
とても速くて今まで歌えていた男声もボロボロ
全体も合わなくて散々
インスペクターが
「先生、速いです。本番もこのテンポですか?」
と言いました。
すると先生は笑いながら
「うん。不完全の美だよ」
とおっしゃいました。
私たちは完璧を目指して練習しているのに、先生はわざと速くして私たちの演奏を不完全にしたいみたい
衝撃が走りましたよね。
先輩の中には怒ってる人もいたような。
でも、私は妙に納得したんですよね。
完璧すぎて面白くないってことかな?
合わせようと一生懸命なところが美しく感じるのかな?
確かにテンポが速くてわたわたしてた時の方が面白かった…
不完全だからこそ美しいということもあるんだな。
という出来事を思い出しました。
あー、だから人間はそのままで美しいんだな。
ありのままで良いんだな。
と、ふと思いました。
それでは、また
ありがとうございますPOI