IMG_20180402_080627333.jpg

 

 

靴屋の小人の童話を知っているでしょうか。

 

 

カンタンにいうと、

お金に困った靴屋さんがいたのね。

困ってるから、靴の材料をそろえるのも大変。

これでは商売にならない・・・

ある朝目覚めると、

最後の一足分の革で、

素敵な靴ができあがっている!

 

 

 

そしてその靴はすぐに売れて、

靴屋はまた革を買うことができました。

 

 

 

 

わたしはこの童話の

「寝てる間に誰かが助けてくれる」部分が気に入ってたので、

もうひとつの素敵な部分を見落としていました。

 

 

 

 

 

靴屋の夫婦は、

「朝起きるとできあがってる靴」は

誰がつくっているのか気になります。

 

 

それで見張っていると、

小人が現れました!

そう、靴を作っているのは小人だったのです。

 

 

ここで鶴の恩返しを思い浮かべてください。

 

 

 

 

 

 

正体バレしたら、

逃げてしまうのがセオリーです。

 

 

 

ここで、靴屋夫婦が考えるべきことは何でしょう?

このまま小人に靴をつくり続けてもらうことでしょうか?

 

(黙って小人を泳がせることもできますね)

 

 

アグレッシブだったら、

罠をしかけて小人を捕らえるか、

交渉するかもしれませんね。

ビジネスで小人を雇うかもしれません。

 

 

 

IMG_20180402_080626732.jpg

 

 

けれど、この夫婦が考えたことは違います。

 

 

靴屋のおかみさんは、

 

小人が裸なのに気づいて、

ちいさな、ちいさな服をこしらえるのです。

 

 

ありがとう!もっとやって!ではなくて、

してあげられることに気づくのです。

 

 

 

この服に気づいた小人は踊りながら喜び、

そして二度と現れなくなりました。

 

 

 

 

小人が来なくなった靴屋はどうなったでしょうか?

 

 

 

 

 

 

小人がいなくなっても福は続いていきます。

 

 

 

 

 

どうしてその夫婦に

いいことが起こったのか。

そして福が逃げなかったのか。

 

それは

相手に与える心があったから。

そう思いませんか(*^^*)

 

 

 

おわり

 

 

 

 

 


■こびとのインフォメオーション■