薬とかありえねぇだろう。
怒りで血管切れんじゃねぇかと思うほどだった。


けど……。


それと同時に雅紀を傷つけられなくて本当に良かったと思った。


万が一何かされてたらきっと雅紀は自分の心の傷よりも俺に対して罪悪感を抱き、本当の事を語らず俺の元から去るんじゃないかと思うから。


そう思ったら怒りよりも安堵の気持ちが勝ち、抱きしめた腕は少し震えたけど謝り続ける雅紀にもういいからって髪を撫でた。


「実はさ、雅紀がそいつと飯食いに行く話を聞いた時さ、何の根拠もなかったけど嫌な予感がしたんだよ」
「そう、だったの?」
「うん。でもさ、それって俺が勝手に感じてるだけで明確な根拠がある訳ではないじゃん?だから、あんな子供みたいな態度しか取れなかった」
「そっか…俺って見る目ないのかな~」
「多分そいつは今までも同じような事してたんじゃないか?店ではいい人の仮面被ってたんだろし、雅紀が信じるのも無理ないよ」

落ち込む雅紀を慰めじゃあって言って手を握り立たせた。


そのままベッドに押し倒し耳元で囁いた。

「罰としてもう無理って言うまで止めないから」


そう言うと少し頬を染めてうるうるした瞳に吸い込まれるように唇を重ね日が暮れるまで抱き合った。



☆.。.:*・゚*:.。.☆☆.。.:*・゚*:.。.☆

一昨日のコメントの返信うっかりしてて
昨日しましたのでお時間ある時でもm(__)m

ガイドさん雅紀くんが次、表紙だって
聞いたからベストアルバムかなって
思ったら

まさかのグッスポ。
月刊誌の方も表紙で取り上げてくれた
のにね。有難い話ですね。

そして、今日は夜会が楽しみ!
未公開30分ぐらい流して欲しいなぁ。