思わずキスが深くなりその気にはなってきたけど自分から離した。

「しょーちゃんダメだって」
「分かってるよ」

そう言ってちょっと拗ねた顔が可愛くて思わず抱きついた。

「お前なぁ……」
「この間ね?自分の誕生日に好きな人と居れるって幸せな事だな~って思ったけど好きな人の誕生日をこうやっておめでとうって言って一緒に過ごせるのも幸せなんだね」
「雅紀は可愛い事言うなぁ~」

そう言ってぎゅうぎゅう背中に回された手を強めるから痛い痛いって笑い合った。

「ねぇしょーちゃん。」
「あ?」
「もし合格決まったら卒業旅行行こうよ」
「おっ、いいな。どこ行く?」
「んー親の予算次第?」
「ハハハ、まっそうだな」
「それ、楽しみに頑張ろうね」


2人で旅行…思いつきで言ったけど一緒の部屋に泊まって。


そしたら、やっぱり。


やらしい事が思い浮かんで、しょーちゃんに悟られないように食べた皿をキッチンに持って行って急いで洗った。



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ひとつ前に読者さま感謝キャンペーン
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