ほどなくして智くんが珍しくテンション高めで現れた。

「いや~今日はマジ凄いからね。ビックリするぜ?」
「見せて、見せて!」

雅紀が横で目をキラキラさせていてみんなクーラーボックスに視線を注いだ。

「どうだ!」

そう言って出した鯛は…。

みんな爆笑した。

「ちっせぇーな!」
潤が言うとニノも加勢する。

「それ、鯛の子供じゃないの?」
「バカ‼️鯛何てそんな簡単に釣れねーんだぞ」
「おーちゃんそれ刺し身にしてくれるの?」
「ちゃんと包丁も持ってきたからな、今から捌くわ」
「一切れずつぐらいしか食べれないんじゃない?」

するとふふんって潤の顔を見ながらクーラーボックスからもう1匹鯛を出した。

「誰が1匹だって言った。ニノも潤も食わせねーぞ!」
「俺、元々生物食べれないからいいよ」
「こら、ニノ好き嫌いするな!釣り立て何だからうめぇんだぞ!」

俺は雅紀の側に行き潤とニノと智くんがやいやい言い合ってるのを眺めてた。

「ねぇしょーちゃん」
「ん?」
「俺が意識なかった時、こんな事あった?」
「え……何で?」
「何となくね…記憶にはないんだけどこのみんなで集まった雰囲気が何となく初めてじゃない気がして」
「うん……全く同じではないけどあったよ」
「……そうなんだ」

そう言った雅紀の横顔からは何を思ってるのかはうかがい知る事は出来なかった。



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昨日の世界一受けたい授業
念のため録画して実は削除
するつもりだったのに……。

翔ちゃんのビジュが最高すぎる:(´◦ω◦`):
もうイケメン過ぎて何度ため息を
ついた事か。

そりゃ嫁もイケメンって言うよ。