週明けから、ありのままの娘の笑顔が甦ってきた。
きっと、「理想の協育空間」での先生方との対話が愛娘にプラス思考をもたらしたに違いない。
今でも、あの時の娘の笑顔が目に焼き付いて離れない。
教科担任が「甲子園球場に近い!」と、娘の志望校の選択理由を言い当て、
「制服が可愛い」ことも、「それ大事~!」と仰って、娘は満面に咲(笑み)を浮かべて人差し指を立てて呼応した。
きっと、最近の成績低下で、すっかり自信を失い、志望校への拘りが薄れてきていたのだろう。
まるで、暗くなった心の隅々に光が行き渡った瞬間を想い描いた。
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「避けて通れない不幸は、あきらめと許しの気持ちと共に受け入れましょう」
私自身もこれまで色々と、ちょっぴり辛い思いや苦い経験があり、
乗り越えられない様な高い壁にぶち当たることもあったけれど...
過去に拘るのを止め、今出来ることに考えを集中することで、次第にプラス思考を手に入れていたと思う。
「悩みも、不幸も、移り変わり、変わらないものはない」と自分に言い聞かせる。
朝は、どのような一日にしたいか自分に問いかけ、
眠りにつく前にも今日楽しかった出来事を思い出すようにする。
たったこれだけでも、続けていくうちに、思考のスタイルが前向きに変わっていくという。
この著者の略歴を見て頷けた。
心理学や仏教の書籍でも出会った言葉が著されていて、「自分自身に在る様々な観点」に基づく意見を尊重し、それを受容することを信条としているという。
その『著書』を開いてみて、改めて気づきを得た様に思う。
ドミニック・ローホー著、原秋子訳
『シンプルに生きる』
変哲のないものに喜びをみつけ、味わう
Roxy Music - More Than This♪