特捜24時・妄想小説【A fairy of the water's edge smiles】♯1 | 浅葱色の空の下。

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薄桜鬼に見事にハマってしまったアラサーのブログです。
拙いですが、お話描いてます。
まだゲームはプレイしてません!色々教えてやってください。

少しずつフォレストにもお話を置いていっています。お楽しみいただければ幸いです。

特別捜査密着24時の妄想小説です。


小説設定はこちらをご覧下さい→



この小説のヒロインちゃんは浅野修介さんと恋人です。


ヒロインちゃんの名前は「夏目 華」ちゃんです。


仲良くしてくださってる素敵ブロガーさんの華さんにお名前お借りしました。

(ありがとうございますっ!!)



そして、文章の書き方を特捜っぽくしています。

違和感あると思いますが、ご了承下さい。



何分、ガッツリ書くのは初めての特捜妄想小説ですので、

お目汚し、キャラ崩壊が多々あると思います。


汚されたくない!って方はブラウザバックでお願いします。

あくまで私の妄想ですので、ご理解ください。



それでも宜しければ是非。








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野村「やっほー。こうも暑いとさ~、やる気も出ないよね~」

桐沢「お前が来るとますますやる気が削がれる。帰れ。」

野村「そんなこと言うなよ~。華ちゃんの水着見たくないわけ?」

二課の皆が野村さんの言葉に振り返ったあと、私を見る。

華「…は?!」

京橋「夏目さんの水着。普段見れない姿となるとそそられますね。
身体のラインもはっきりとわかるわけですし」

浅野「…変態」

天王寺「あんだけ大食いなんやから、幼児体型かもしれんな」

華「なっ!失礼な!」

八千草「ああ、キューピーちゃんみたいな?」

花井「んな可愛いもんじゃねーだろ」

桐沢「野村、セクハラしにきたなら帰れ」

野村「二課に応援を頼みに来たんだよ。
今一課で担当してる麻薬事件でリークしてきた引渡し場所が
遊園地のプールなんだよ」

華「そんな場所で。。。って、私、監視員に扮するだけでいいじゃないんですか?」

野村「うん、そうなんだけど。犯人に近づくのに水着の方が都合がいい場合もあるかもでしょ?
だから全員水着着用。わかった?」

華「…はい」

野村「じゃ、華ちゃん頼んだよ~!俺も当日は現場に行こうかな♪」

桐沢「絶対来るな」




華「はぁあ~~~~」
(水着って。。。有り得ない)

京橋「おや、夏目さん。そんなに皆に水着姿を披露するのが楽しみですか」

華「違います」

京橋「よろしければ夏目さんの水着、私がご用意しましょうか?そうですね、紫の…」

華「結構です」

天王寺「華、お前水着持ってんのか?」

華「…持ってはいますけど最近は買ってなくて…」

天王寺「オバハンくさいのは止めてな」

花井「スカートみたいのもナシな」

八千草「競泳みたいな…」

京橋「スクール水着でしたら、それはそれで燃えますね」

華「…」

八千草「克之さん、華ちゃん、ひいてます」

京橋「予想外でしたか?」

華「いや、予想通りでした…」

桐沢「おい、お前ら夏目の水着の妄想してないで、そろそろ仕事に専念しろよ」





「はぁあ~」
ロッカールームでも大きな溜め息を吐いてしまう。

「華」

振り返るとそこには修介がいた。

「修介…。水着どうしよう…」

「一緒に買いに行く?」

「え?ホント?」

「俺、持ってないんだ」

「そっか」
(水が苦手だもんね)

「今日、早く上がれそう?」

「うん、このまま事件に捕まらなければ」

「じゃあ、7時に駅前で」

「うん」
ニヤけ始めた頬を両手で押さえる。

「…何?」

「思わぬとこからデートになったなぁと思って嬉しいの」

「俺も嬉しい」

自然に顔が近づいてきて軽くキスをした。





「うわ~。いっぱい!どうしよう、選べない」

売り場を見渡して可愛い水着にテンションが上がる。

修介は涼しげな顔をして佇んでいる。


(どうせなら修介の好みの水着が着たいな。。)

「ね、修介。私、どんな水着がいいと思う?」

「…」

「どうせなら修介が着て欲しいって思うのを着たいんだけど…」

「…」

(あ、嫌がること言っちゃったかな)
(でも私の本心だし)

修介は歩みを進めて、いくつかの水着をカチャカチャとハンガーの音を立てながら選んでいく。

(選んでくれてる)
くすぐったいような感覚。
どんな水着を選んでくれるのかドキドキした。


手が止まって私の前に突き出された水着。

ホルターネックタイプの綺麗なライトブルーのビキニ水着だった。

「…ダメ?」

「ううん、凄く可愛い!試着してくるね!」

「試着?」
少し目を見開く修介。

「だって…サイズあってなかったら意味ないでしょ?」

「…わかった」
「…いってきなよ」

目をそらして少し頬を赤らめている彼が可愛いと思った。




試着した私。

おかしなとこがないかチェックする。

(ん、サイズも良さそう)

試着を終えて、出ると修介は売り場の端の柱にもたれて居心地悪そうな顔をしていた。

急いで買って修介の元に駆け寄る。

「お待たせしました」

「…いいよ」

「ごめんなさい」
「じゃあ、次、修介の水着選ぼうか」



男性の水着売り場に移動する。

「結構あるね…」

「…」

「どんなタイプがいい?」

「ああいうの」

指差したのはミディアムサーフパンツだった。


「華が選んで?」

「私?」

「さっきは俺が選んだでしょ?」

「…わかった」

(何だか凄く照れくさい。。修介もこんな気持ちだったんだ)


黒地に水色のラインが入った水着に目が止まる。

「これはどう?」

「…」

「あのね、この水色のラインが私の水着の色に似てて…、
さりげなくお揃いっぽいかなぁ…なんて」

「…」

「ダメ…かな?」

「…別に」

「良いって事?」

「買ってくる」

少し頬を染めた彼の後姿が可愛く思える。

(ああ、好きだなぁ)

実感してしまった気持ちに緩む頬を押えた。







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どうだ、どうなんだ。

こんな感じでいいのか。


どうなんだっ!



とっても不安なみふゆですf^_^;




みふゆ