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何ヶ月か前



実家に



1匹の多分捨てられたワンコがやって来ました



犬や猫を捨てる人は最低です



人間の勝手で捨てられた動物達は



絶対にその事を覚えているし



傷ついてると思います



ちょうど私が帰省していた時



実家に迷いこんだそのワンコは



寒い雨の日



パパが生前使っていた仕事場の軒下で



横たわって雨宿りしていました



申し訳なさそうな上目使いで私を見上げ



「あなたはいい人?」



「ここにいてもいいですか?」



と言っているようでした



ママと毛布を用意して



ごはんをあげると



私達が離れてから



「頂いていいんですか?」


とおそるおそるゴハンを食べてくれました



年老いたそのワンコは



ママの後をトコトコとずっとついてまわり



パパがよくお茶を飲んでいた場所でひなたぼっこして


パパが使っていた仕事場にいた事から



「ジジ」と名付けられ



私が次に帰省した時には



暖かいベッドが用意され



お洋服を着せられて



もといた他のワンコ達と同じように



愛されていました



前はビクビクと脅えた様子だったジジは



頭を撫でると「もっともっと」とからだをすりつけてくるようになっていました



捨てられたのを忘れるくらいに



いっぱいいっぱい愛してあげよう



昨日ママからメールが来ました



「ジジが入院したのよ



心臓肥大で肺も弱ってて危険な症状なんだって



2~3日前から急に元気がなく…食欲も無くし横になってばかりなので病院に連れて行ったら‥



大分前から心臓の病気があったようです…



助かるかどうか?分からないと言われましたが出来る限りの事をお願いして来ました」



神様、そして天国のパパ



どうかジジをお守り下さい


そしてどうか



逝く時は安らかに逝かせてあげて下さい



ジジは幸せだったかなぁ