花陽の結婚式も終わった夏の終り、ロンドンから堀田家へ客人たちがやってくることに。
ハネムーンとある目的をもってやってきた客人たちを迎えたのは、マードックが発見した「行方不明になっていた絵画」かもしれない作品。その作品は客人たちの目的とも何らかの関わりがあるようで…。
堀田家、21年目(途中番外編が4作あるので、本編としては正確には17年目ですが)の物語。
東京バンドワゴン、21作目。
今年は2年ぶりの本編です。
堀田家に新しい面子(麟太郎さん)が加わったり、ご近所さんや常連客のいつもの面々や懐かしい人物(茅野さんが久々登場)が登場したり。
もう長いシリーズなので、作中、シリーズも終わりにむけて収束していくのかな、そんな伏線なのかな、と思う記述もあったのですが。
最後でそんな思いは吹っ飛びました(笑)。
なんというか、どんでん返しでは決してないのですが、なんというか、という展開。
卒寿を迎え、棺桶に腰まで突っ込んでいる勘一さんが飛び出してきました(本人曰く)。
白寿、超えるのか?これは。
お茶の間を賑わせたTVドラマのオマージュ的作品なので、驚くような展開はほぼなく、読んでいけば予想がつく(いい意味で)範囲内での大団円なこのシリーズ。
安心して読める、というのは一つの魅力です。
来年もお祭り、楽しむよ。