今回は17年ぶりにMLB最激戦区と言われているアリーグ東地区を制したオリオールズの来年の布陣を予想したい。

先発
ティルマン、チェン、ノリス、M・ゴンザレス、ゴースマン (ヒメネス)

15勝以上が2人、10勝以上が4人という豪華な布陣。ヒッターズパークの多い東地区の中で全員が防御率3点台であるのは優秀。しかし、来季はクルーズ、マーケイキスの抜けた打線が今季ほどの援護をしてくれるかは怪しいので油断は禁物。個人的にはゴースマンのさらなる飛躍に期待したい。

中継ぎ
ブリットン(CL)、オデイ(SU)、ハンター、ブラック、マクファーランド、マティス、ウェッブ

今季の躍進を支えた中継ぎ陣は来季もほぼ健在だが、今季後半戦で柱ともいえる役割を果たしたA・ミラーがNYYに移籍。この穴を埋められるかがポイントか。

野手
捕 ウィーターズ(ジョセフ、ハンドリー)
一 デービス(ピアース)
二 スコープ(フラハティ)
三 マチャド(フラハティ、パレイデス)
遊 ハーディ(フラハティ)
左 ディアザ(ピアース)
中 A・ジョーンズ
右 ラフ(ピアース)
指 ピアース(ウルティア)

マーケイキスの後を継ぐリードオフマンの不在とクルーズ移籍による得点力低下の懸念の2点がウィークポイント。前者は前KCの青木、SDのベナブル、TBのゾブリスト、PHIのリビアなどで補うのはどうだろうか。また、後者はデービスの復活やマチャド、ウィーターズの復帰で穴を埋められるだろう。欲を言えば外野の控えも欲しいところ。

総合戦力80点