小泉元首相が各地の講演会で、日本は今、「原発ゼロ」という方向を打ち出すことが、必要であるという趣旨の発言をされています。
かっては原発推進の必要性を主張されていましたが、2011年の東日本大震災に伴う福島原発災害の甚大さとその深刻な影響、さらにフィンランドのオンカロに建設中の核廃棄物の最終処分場を見学された頃から、「原発ゼロ」の方向が正しいとの認識に変わってこられたようです。
私は、現在の原発の主流になっている「軽水炉型原発」の持っている本質的な弱点、すなわち、この型の原発は原子炉を絶えず水で冷やし続けていく機能が必要ですが、どのような場合を考えても、水が止まらないようにすることは、不可能だと言われている点を考えても、さらにどんな形の原子炉でも、核エネルギーを取り出す途中で、発生する死の灰をどんな事態が起こっても、原子炉の中に完全に閉じ込めておく技術がない、ことなどを考えると小泉元首相の言われている「原発ゼロ」の主張は、正しい思います。
ただ「原発ゼロ」の方向性を大きな世論とし、それ成し遂げていくためには、現在の原発の危険性を国民各層の共通認識にする同時に、使用済み核燃料の後始末をどのようにしていくのか、という方向性をしっかり打ち出し、国民世論の大多数の賛同を得た上で、使用済み核燃料の最終処分場の建設を早急に着手することが、必要です。
総論は賛成、各論は反対というのが、乗り越えるべきな壁になることが予想されますが、世界でいち早く最終処分場の建設に取り掛かっているフィンランドや方向性を決めているスェーデンなどの先進国に学ぶことが、極めて大事だと思います。
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