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自己成就預言

預言を実行せよ ― serial experiments lain

小さい頃の私は少し臆病だったけど、外ではしゃいで遊ぶのが大好きな子供だった。

セーラームーンよりもカクレンジャーが好きだった。

 

私は両親の仕事の都合で保育園に通っていた。

しかし、「女の子なのにカクレンジャーが好きなのはおかしい」だとか、

ある日に起こった、とある男子のいたずらでは、先生に濡れ衣を着せられ、

「私がやりましたって顔に書いてある!」と当然子供には理解できない皮肉を言われた。

その頃からすでに登園拒否をしていたようだ。

 

物心がついた頃にはもう家庭が家庭として機能しなくなっていた。

母は常に精神不安定、アルコール依存症と自殺企図をほのめかす日々。

 

私は心配で小学校に行けず、眠る時間もなくひたすら母親を看護した。

父親は仕事で家にいない。帰ってきても、見て見ぬふり。

夫婦仲は元からよくなかった。 そんな流れで、最悪な状況へと陥った。

 

そして中学校に進学。

小学生時代は友好関係もそれなりにうまいこと、楽しくやっていたものの、

他校と合併したことにより、私の外見ひとつのせいで初日から気味悪がられる羽目になった。

消極的、臆病、無口でとても陰鬱な雰囲気を放つ生徒に変貌した。

 

そこで救いになったのが昔から大好きだった音楽だ。

他校で同い年の女の子と親交を持つようになり、学校を休んでライブに行ったり、

学校の裏側ではとても輝かしい青春を謳歌できたと思う。

 

そこからとある出来事がきっかけで、徐々に自己肯定感が全く消え失せ、

自我の喪失へと繋がっていくことになる。