長男が4年生後半から作ったトリセツ。

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通級が再開されたのは5年生になってからでした。


そして、休校前に作った表紙なしの『自分のトリセツ』を手にしました(^^)


幸い、長男は1〜2年生の担任であった先生が5年生でも担任となり、始業式の日に元気に帰宅したのです。


吃音について、新しい先生に話さなくてはならないかも…


そんな不安は吹き飛び、とても嬉しそうでした。


一応、せっかく作ったトリセツですから、担任の先生に渡すことに…


先生から「すごいね!」と言われたと、帰宅して話してくれました…


その数日後に事件が起こります。


初めて同じクラスになった男子からからかわれるという事態に!!


「滑舌大臣!」


そう言われたそうです。


長男は担任の先生に相談しました。


先生は話を聞いた後、「先生から注意しても良いけど、どうする?」と…


長男は「自分から話す!」と決め、滑舌大臣と言ったクラスメイトに「滑舌大臣と呼ぶのはやめて欲しい!イヤだから!!」と言ったそうです。


クラスメイトは「わかった」と、その後一切「滑舌大臣」とは言わなくなったのです。


その日、長男は帰宅してそのことを開口一番話し出しました…


「自分から言えて良かったじゃん!」


私の言葉に頷き、満足そうでした…


担任の先生からも当日電話をいただき、今後同じようなことがあった場合にどのようにしたら良いかと聞かれたので、「本人に解決させる方向でお願いしたいです。」とお伝えしました。


長男が自分のトリセツを作ったことで、自信にも繋がった気がします。


「その喋り方、何なの?」と聞かれたら…


1年生の頃は、その質問をスルーして何事もなかったかのように友達と接していた長男。


次聞かれた時は、きっとちゃんと伝えられる。


その自信を持てたことが、何より嬉しい母です…


そして、吃音に悩む下級生にもトリセツを渡したり…


自分だけでなく、誰かの助けとなるトリセツが出来上がりました(人 •͈ᴗ•͈)