織姫は何を織る?美しいため息の反物を。切ない時間と愛しさの二つの糸を紡ぎ合わせて。

 


『The Thistle Princess』  作 Vivian French 絵 Elizabeth Harbour 

大きなお庭に囲まれて暮らす王さまご夫妻は、いつもなんだかさびしそう。

それが、子どものいないせいだと知ったお庭のアザミは、お姫さまの姿になってふたりを慰めます。

でもアザミ姫を大事にするあまり、王さまが庭から他の子どもたちを追い出した時、ゆっくりと姫の姿が消え始めました。

まっすぐな思いやりが、淡い色合いに溶け込んだ作品。

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『THE FROG PRINCE』 作 Brothers Grimm 絵 Binette Schroeder


絵の奥行きがとても深いシュレーダー。

霧の粒子が立ち込めたような遠景は、その豊かな広がりと複雑な配色とで、幻想的なほのめきの中にたたずみます。

グリムの有名なお話とは別に、絵だけでもうひとつのお話が語られているかのよう。

シュレーダーならではの美しい聖域に、是非ご自分の足で踏み込んでみてください。

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『The Twelve Dancing Princesses』 作 Brothers Grimm 絵 Jane Ray

王さまには12人の娘がいました。

彼女たちが眠りについた後、寝室に鍵をかけるのが王さまの日課。

でも朝になると決まって、娘たちは疲れ果て、シルクのダンスシューズがぼろぼろになっています。

夜中に何が起きているのでしょう?

レイの筆が王宮をきらびやかに照らし出します。

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これは1998年7月に、いつものリーフレットに掲載されたレビューです。

再録に当たり一部加筆修正しました。

七夕ということで、織姫様から思いついて、お姫様をテーマにしたようです。

グリム兄弟の作品に挿絵をつけたものが二冊取り上げられています。

ジェーン・レイもビネッテ・シュレーダーも人気の絵本作家ですね。

 

ただしレイの『The Twelve Dancing Princesses』は、アマゾンさんには書影がないようです。

 

翻訳のデータは、以下のようになります。

 

『あざみ姫』 作 ヴィヴィアン・フレンチ 絵 エリザベス・ハーバー

 

 

『かえるの王さま』 作 グリム兄弟 絵 ビネッテ・シュレーダー

 

ジェーン・レイの作品は、翻訳の情報が見つかりませんでした。