統合医療によるボデイメインテナンス
ハーモニーがキーワード
健康の根源は、呼吸を調え、身を調え、心を整え、食を調えることにあります。忙しい現代人は、それらのバランスを崩し、不協和音「不調」を感じることが多い毎日ではないでしょうか。
そのような不調を感じたとき、どのように対応していますか?
薬を飲む、クリニックに行く、マッサージや温泉に行くなど、独自の健康法を実践している人もあると思います。
しかし、一旦起こった「不協和音」は、どんな良い治療や施術を受けたとしても、受け身であれば、一時的に不調は取れたとしても、その効果は持続しないでしょう。
自らが、健康を取り戻す力を引き出すときにこそ、根本的な「不調」への改善が期待できます。
西洋医学では、内科、外科というような「からだ」への対応と「こころ」に関する精神科と分けて対応しますが、本来、人は「心身一如」と言われるように、「からだとこころ」を一つに捉えて心身両面への配慮が可能になる「統合医療」が必要になってきています。
西洋医学は「治療医学」として急性期の疾患への「薬物療法」や「手術」、「放射線」の三大療法を中心として発展してきました。
予防医学として、食事や運動など日常生活の行動やストレスなどへの対応に関しては、伝統医学や民間療法など依然として存在しております。アロマセラピー、ヨーガ、気功、太極拳等、各種運動療法、びわ温灸なども日常生活で実践する予防医学として、この効果が科学的にも認知されてきています。
呼吸を調え、身を調え、心を整え、食を調える力の調和(ハーモニ)を生み出していくことで、自分自身の回復力を高め、病気になりにくい健康的な心身を維持できると思います。自己流もいいですが、車検と同じように、時にはメインテナンスとして、プロにお願いして検診(点検)を受けてください。
そして、いろいろな健康法を取り入れて自分にあったセルフケアを実践していくことによって、元気に素敵に100年ライフを生ききりましょう。