地球の病状診断  地球を患者として見た場合、人類という体脂肪が60%を超えてしまったメタボ状態です。需要に対して供給されるというよりも、供給に対して需要を喚起するといったほうが適切とも思える商品製造のための工場が二酸化炭素の放出を続けています。日本でも、二酸化炭素の8割は事業所からによると発表されています。各国の環境問題に取り組む人達がドクターといえるでしょう。このドクター達の治療方法はというと、肝心の体脂肪を減少させることには目もくれず、体脂肪が多いと血圧が心配だから高血圧の薬を飲んどきましょう。大食だから胃腸薬も忘れずに。みたいな治療をしている状態です。「だってこの患者さんはチョコレートに間食、糖分タップリの清涼飲料が大好きで、おまけに体を動かすのは大嫌い。それを控えろとか運動してくださいなんて言うと、怒って他の病院にでも行かれたら困るんだよ。他の薬を投与してるから、なんとか生きてるし、薬代で儲かるしね」といったドクターです。今、地球と私たちに必要なのは「好きなものばかり食べてはいけませんし、適度な運動が必要です。我慢をしてもらいますが、あなたのためなのです」ときちんと言ってくれるドクターなのではないでしょうか。


治療方法  人口の削減をどのように行うかというと、まさか、選別してホロコーストするわけではありません。2人の人間(父・母)から1人の人間しか作らない1子化政策により急激に削減させるのです。エントロピーという熱力学の法則をご存知ですか?現在の温暖化の状況をこの法則にあてはめて簡単に説明してくださった方が居ました。つまり、先生にちゃんと統括された思考力が十分といえない幼稚園児のクラスを想像して下さい。そのクラスで先生が居なくなったとしたら園児たちは自由に遊びまわり秩序はなくなります。園児が追加されると尚更です。その園児たちを再びきちんと整列させるためには前の先生以上に指導力のある先生が必要です。つまり、園児は温暖化で、追加された園児とは、既に破壊されたオゾン層等、先生にあたるのは温暖化を引き起こした原因の比喩でしょう。少なくとも急激な人口の増大により地球に与えた変化は、急激に減少させる必要があります。人口減少に伴い、産業も当然縮小し、事業所からの二酸化炭素の放出も大幅に削減される。そうして、地球の持つ自浄作用力により自然治癒していくのを待ちましょう。

 導入の意図と理由は違うにせよすでに中国で実施されていますから、今後世界的には急激な人口の増加には歯止めがかかり、ゆるやかに減少していくかもしれません。この1子化政策を日本が地球温暖化防止のための政策として導入し、人口減少後も立派に先進国として機能できることを立証して他国の追随をうながし、世界的な急激な人口減少の流れの先駆けとなろうではありませんか。何故日本が先頭に立ってそんなリスクを負うのか、それはこのままでも日本は少子化により人口は減少し、輸出産業は中国企業の台頭により大きなダメージを受け経済力の低下は避けられないからです。数字的に同じ状態になるにせよ、政策として、企業は事業計画として十分な対策を練って対応していく。世界的には環境問題の解決策として実行していく。とアピールしてその数字を迎えるのと、少子化に対して対策案は効果を発揮せず、輸出産業は中国との競争に敗れ、各企業の格付けや株価は下落してなすすべもなくその数字になってしまうのでは国際的信用は雲泥の差があると思います。地球温暖化防止は、日本がよりよく生まれ変わるためのターニングポイントとも言えるのではないでしょうか。


総論  日本で少子化問題の記事を目にする事があります。その時に私はふと、本能なのかなとも思います。生物には、本能があり、ネズミといえどもテリトリーの中で許容範囲を超えて繁殖した場合は自らが抑制して調整するとの話です。人間の本能の部分が地球というテリトリーの中で許容範囲を超えて繁殖してしまったことに警鐘を鳴らしているのかもしれません。しかし、本能の赴くままに減少したのでは混乱は避けられません。

 次回は秩序ある人口削減について触れたいと思います。

 環境問題・地球温暖化という問題を解決するのは実に簡単な事なんです。なのに、何故誰も語らないのか、いや、語れないのか。それは、この問題に関することが1つにはビジネスとなっているから。確かに今地球は確かに痛んでいます。だけどそれ以上に問題なのはこの深刻な現実さえもビジネスとして捉える人たちです。


問題の原因   問題を解決するには原因の究明が必要です。今回の温暖化の原因はというと、ズバリ人間の増大により環境が急激に変化したことです。人口の急激な増大の始まった時期と文明の発達の時期が重なって温暖化により拍車をかけました。 その始まった時期とは約100年前です。世界の人口を例にすると、どうやって昔の人口を算出したのか知りませんが、資料によると西暦1年の人口は約3億人といわれています。1900年には16.5億人、年間0.23%の伸び率でした。これが2000年には60.7億人、約2.7%-つまりそれまでの12倍の伸び率になったのです。今、あなたの収入が12倍になると生活はどう変わるでしょう?おそらく急激に変化するはずです。それと同じ変化が地球にも起こったのです。ちなみに日本はどうかというと奈良時代450万人が1900年には3100万人、年間0.25%。現在は1億2700万人、年間2.9%の伸び率と、ほぼ世界と同等の変化を地球に与えてきました。


解決策   実に簡単です。人口が減少する事です。1子化政策による人口の減少により熱放出エネルギーも比例して減少し、この問題は解決に向かいます。地球上で環境を安全に保持していける適切な人口数の計算は学者に任せるとして、その目標数値に達するまで減少させればよいのです。では何故そうしないのか?それはこの解決策は地球にとっての適切人口を求めるものであり、人類の快適な生活にとって適切人口を求めるわけではないからです。悲しく残念なことにこの両者の数字は一致しません。天秤にかけたように、一方のウエイトが大きくなれば、必ずやもう片方に犠牲を強いるのです。人口の減少は、年齢層の分布に逆ピラミッドを描きます、国家としての税収は減少し、福祉の充実も難しくなります。特に私も含めた3-40代は辛い年代です。全ての需要も減少しますから国家単位で経済は縮小されます。世界の中での経済力も当然低下します。でも、良いではないですか。所詮これだけの国土面積と資源しか持たない国がGNPや外貨準備高で世界のトップクラスにいたほうが分不相応だったのです。何事においてもバランスが大切、バランス感覚が必要。よく耳にするでしょう?国家の三原則、国土、人、政府、この3点から考えると日本のGNPは世界で何番目に位置するのがバランスのとれた状態だと思いますか?


総論  これくらいの痛みを伴う解決案をまずわが国が行います。と世界に向けて提示してこそ、環境問題でリーダーシップを握る国として世界が認めてくれるのではないでしょうか。先進諸国の官僚は頭脳明晰です。わが国が打ち出す茶番の対策案などとっくに見抜かれて鼻で笑われています。国家経済力が今より低下するといっても、今の、国債を超過発行する赤字国家の姿に国民は、あなたがた政府や官僚が思うほど、立派な国だとの誇りも、未来への夢と希望も持っていないのではないでしょうか。本当に地球は傷んでいます。私は、自分の子供や、孫や、子孫の安全で快適な生活のためには不自由を我慢をする覚悟を持ちたいと思います。自分で享受した贅沢や無駄ともいえる快適、便利さのツケを払う時が来ただけですから。

 次回は地球の状態と、解決策を実行する上での世界の中での日本の現状について書きたいと思います。