大学に入って二年目となった。

すっかり慣れてしまったが、当初は驚くようなことがたくさんあった。

 

まずは、校舎の多さだ。

 

高校までは、ひとつの校舎のなかでしか移動がなく、せいぜい体育館やグラウンドへの移動に多少時間がかかる程度だったのだが、大学では一限ではこの校舎、二限では別の校舎、三限ではまた別の校舎と、いろいろな校舎を移動しなければならず、当初は苦戦した。これは本キャンパスに通う人ならではの苦悩だろう。同じ大学でもキャンパスによってはビル一つで済んでしまうパターンもあるので、正直うらやましい(そのキャンパスに通っている方からしたら、かえってこっちの境遇がうらやましいらしいのだが)。

 

次に、帰宅時間の変化だ。

 

大学に入る前は、部活動は遅くても19時には終了し、多くの場合そのまま帰宅するため、ほとんどの日は19時半には家に帰っていた。しかし現在では、週2回はサークルの活動で21時過ぎまで大学に残り、週3回はバイトがあるため、23時くらいに家に帰ることがとても増えている。これも慣れるまでは相当つらかったが、今では普通に生活できるようになっている。

かえって毎日が充実していてとても楽しい。

 

ほかにも、空きコマに友人と話したり勉強したりするとか、新たな言語を第二外国語として学ぶとか、大学に入らなければしなかったであろう経験をたくさんすることができている。

 

あと二年半しかないが、楽しく有意義に過ごしていけたらよいと思う。