みなさんはどんな新聞をお読みでしょうか?
朝日新聞や読売新聞のような全国紙もあれば、わが東海エリアに圧倒的な部数を誇る、中日新聞のようなブロック紙、経済分野に特化した日本経済新聞(全国紙)があります。ちなみに私は就職活動を意識した頃から新聞を読み始め、特に日本経済新聞(以下日経新聞)には目を通しております。新聞を読み始めた頃というのは誰でも読み方が分からなかったり、特に日経新聞を読むのは億劫だと感じる人もいるのではないのでしょうか。
私自身、それまでスポーツ新聞(中日スポーツ)にしか目を通さなかった人間ですので、新聞を読むというのはなかなか大変でした。そのため私はまず、「新聞の読み方」を勉強しました。そこでお世話になった書籍でオススメなのが、
①「池上彰の新聞勉強術」 著者 池上彰 発行所 ダイアモンド社
②「日経新聞を「早読み」する技術」 著者 佐藤治彦 発行所 PHPビジネス新書
です。
①はご存知の通り、最近テレビ等のメディアで大人気の池上彰の著作です。まず新聞のどこを読めばいいのだろうか。新聞独特の言い回し、例えば「一両日中」とはいったいいつのことなのか。どこまでが事実でどこからが意見なのか等いわば、新聞の「解体新書」と呼べる内容で、初心者の方には特にオススメの本です。また個人的に経済学部の授業で、まったく同じ内容のことを教授が新聞の読み方として講義していたことが、この本でも指摘していたことがあります。
「吉野家、8月売上高27.8%減 『新定番』 効果いまひとつ」(日経新聞)
「吉野家の売上高 前月比7.4ポイント改善 8月 来客数も」(朝日新聞) 出典:P20
みなさんこの記事を見て、吉野家の業績は良かったのか悪かったのか判断がつきますか。これらの記事は実は同じ日の新聞なのですが、扱う数字が違うだけでこれだけ印象が変わるのです。ここで言いたいのは、同じニュースでも新聞の発行体のモノの見方によって、記事の書き方も大きく変わるということです。ここから複数の新聞を読むことの重要性も学びました。
②は日経新聞の読み解き方です。日経新聞には経済の専門用語をひっきりなしに扱い、なかなか読み解くのは容易ではありません。まず書いてある記事の内容が分からない。そもそもこの記事の言いたいことは何で、どこがニュースなのか、注目点もさっぱり分からない時、ありませんか。当然わたしは今でもよくあります
この本では日経新聞を読む上での経済の専門用語が分からない、また経済情勢のポイントが分からない等のビギナーを対象にし、読みこなすための知識を同時に教えてくれる本です。そもそも日経新聞は各曜日によって紙面が異なることや、時間がない時(基本サラリーマンは平日かな。)にどこを読めばいいのかが端的に書かれています。日経新聞の読み方を題材にした本が数多く出版されている中でも、私がこの本を選んだ理由は、気軽に読み切れるサイズの分量の本であることも挙げられます。PHP文書の本は、私はお気に入りです
記事を読むには土台となる基礎知識、バックグラウンドの理解なしには新聞の書かれていることの重要性を理解するのは難しいです。日々新聞と向き合う中で、「流れ」をつかむことが大事になると思います。
最後に、知っている方も多いと思いますが、アイフォンアプリの「あらたにす」は日経・読売・朝日の新聞の読み比べができ、また「産経新聞」は一紙丸ごと読むことができます。ちなみに両アプリは無料です。知らなかった人はぜひ活用しましょう!
新聞を読み解くにも「継続は力なり」です。