つぼみⅱ~続ひよっこ農家奮闘記~ -31ページ目

つぼみⅱ~続ひよっこ農家奮闘記~

富山県富山市土(ど)にある土遊野(どゆうの)で里山のをフィールドに有畜複合循環型農業をしています。
この地で出会う種が、いつかつぼみとなり、その中のいくつかが花を咲かせ、繰り返し繰り返し、
いつの日かこの大地に力強く根付く木になれるよう。。。。

里山にもしんしんと雪が降り続いています。

こんな季節もある、

それでも必ず雪が解け春がやってくることを知っているから

大丈夫なのだ。

 

土遊野では今は通年ヒヨコを見ることができます。

これはlevo鶏といって、フレンチシェフ谷口シェフと育てているもの。

それとは別に、卵を産んでもらうためのヒヨコ🐤を、

年に3回、2月、3月、4月と「メスのヒヨコのみ」を取り寄せています。

初生雛といって、生まれてすぐに箱に詰めてもらい、

翌日に土遊野にやってきて、初めて水を飲みエサを食べます。

 

その初生雛をのせたトラックが、

福井県で大雪のため動けなくなってしまったよう(><)

生まれてなにも食べずに生きられるのはせいぜい2日ほど。

それでも、この低温できっとトラックの中はきっと寒い。

あの子たちには、温度が必要なのだ。

 

結局今日はトラックは富山には着かなかった。

営業所は明日の朝にならないとまた開かないと。。。

 

ヒヨコたち、ごめんね。

迎えに行けず、あなた達のいのちを、受け取れなかった。

明日、届くかな。

生きていてほしい。