mgdtmgdtさんのブログ

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彼はある日、職場の同僚として出会った。
はじめてみた彼はその日のうちに私のなかで仕事のできる人と認識したのは覚えている。

彼の本名さえ覚える前に、彼氏がいなかったらたぶんロックオンしただろうなと自分のなかで妄想していた。

いつからか、彼のシフトを気にするようになったのは、その頃は彼に彼女がいることも、おんなぐせが悪いことも、影があることも、バツイチのことも離れてしまった二人の子どもの事を愛してることも知っていた。

彼と話すことが楽しかった。会話することが嬉しいと、でも好きになってはいけないと気持ちが矛盾していた。
彼氏に彼の話もしている自分がいた。

彼氏から自分の気持ちが離れていってるのはきずかないふりをしていた。

彼が彼女と別れたと聞いたとき、私は彼への気持ちをセーブしあくまでも同僚というたちばを崩さないようにしていた。

そんなある日に、あの日が起きた。3月11日。。。
彼の家は会社からチャリ通できる範囲、しかわからなかった。

後で知った彼の家は津波で消えた。
その彼が二日後、自宅の近くですれ違った。