から星のない世界へと。
新幹線でぐんぐん向かってます。
3ヶ月半経てばまた会えるのに、
昔はそんなこと大して気にしてなかったのに、
涙がでるほどたまらなく寂しいだなんて。
でもそれは、わたしの人生のなかでもしかしたらいちばん、
優しい場所と優しい時間なんだからじゃないかとふと思いあたった。
2020年の東京オリンピックを、本来ならわたし以上に喜ぶ人たちが、
自分のいない未来を見るように見つめていることが、
すごく悲しかった。
お母さんはなんでもっと早くわたしを産んでくれなかったんだろう。
もっと、もっと、たくさんの時間を共有したいのに。
お願いだから長生きしてほしい。
もっと一緒にいてほしい。
そう思いながら、自分にそう思う資格があるのか不安になる瞬間もある。
わたしはわたしの大切なひとを幸せにできているんでしょうか。
不幸にさせていないでしょうか。
嘘をついているみたい。
喜ばせるためにするべきことは分かっていて、
急ぐべきであることも分かっていて、
それでも安易な道に進むわたしは
彼らを真に愛してはいないのでしょうか。
そんなこと、絶対ないのに。
苦しい。
けど向き合おう。
長生きを祈ることは、逃げないことだと思う。
彼らを幸せにする道を諦めないことだと思う。
わたしの大切なひとたちが、
幸せに生き続けますように。
