ほたる、大丈夫ー?

声をかけながら、進む。





ほたる、埋もれる。。。




完全に埋もれる。






たまらず、ぽっかり開いていた雪の穴に入り込む。






お母さーん。
ほたる、もうダメッ。



そんなこと言わないで、ほたる。
ほらっ、あの先。
ちょっとだけ雪が少なくなっているから。

あそこまで、がんばって!





「ピーピーピー」

お得意の鼻泣き。




じゃあ、戻る?戻れる?




「ピーピーピー」

もう、戻るのもできない。








、、、、、、、、、、、、わかった。

お母さんが、ほたるの前の雪をかき分けてあげるから!



(必死に雪をかき分ける)



かき分けたところまで出てきた、
ほたるに声をかける。




いい?ほたる。

この先は、お母さんの後ろをついてきて。
お母さんが歩いたあとを歩けば、
少し楽だからね。



言われたとおり、必死に私のあとを
ピッタリついて歩く、ほたる。




雪の中、なんとか仕事から帰ってきた旦那さん。

この話をすると「(笑)写真撮った?」




しゃ、写真?
あの状況では、無理ですっ。




そうよ。
ほたる、大変だったのよ。

お母さんが、どんくさいから。





違うでしょ(笑)



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