暗闇を照らす月のように、それぞれの道に光をあて
華を咲かせるお手伝い。～あなたと月と華の道～
フリーアナウンサーで女性の生き方を支援する魅力塾主宰
M＊Fleur代表の田巻華月です。
ご覧いただき、ありがとうございます
担当している新潟市私立保育園協会様の初任職員研修。
今年で3年目を迎えました。
保育士さんになって、５年未満のまだ若い先生方。
そのほとんどが、保育士さん1年生。
新潟市内から約８０人参加して行われました。
ここ1年、保育士さんの待遇や賃金などが問題になる中、
なぜ、保育士さんになったのですか？
そんなインタビューで始まりました。
「母が保育士で、その姿を見てなりたいと思った」
「妹や弟の面倒を見るのが好きで、子供に関わる仕事に
就きたかった」
「子供の成長を見守る仕事にやりがいを感じた」
志望理由は様々ですが、共通点は
「子供が好きだから」
そんな子供たちの笑顔を支えているのが、保育士さん。
先生の笑顔が子供たちの笑顔に繋がっています。
その先生に、社会人としてのマナーを知ってもらい、
少しでも自信をつけて、笑顔になってほしい。
そんな願いを込めて、
「今日からもっと素敵な社会人 マナーアップセミナー」
ほとんどが、つい最近まで学生だった先生方。
でも、プロの保育者である自覚をもってほしいと、私の経験を
会社員時代、大きなお腹で保育園を見学し、
入れたい保育園を選んだこと。
年度始めでなければ入れないため、泣く泣く育休を途中で
切り上げて６か月で息子を預けたこと。
初日は自分の方が泣きながら、保育園の先生方の言葉に
助けられたこと。ついこの前のことのようです。
連絡帳は、先生との交換日記。母として、仕事も子育ても
頑張った証として、捨てることなんで出来ないと、
息子の連絡帳も見てもらいました。
保育園の先生方のおかげで、たくましく育った息子。
今では、ポジティブ男子の名言で、たくさんの方々に反響を
いただいています。
息子が育ったのは鹿児島ですが、このような形で新潟の
保育園の先生方に恩返しが出来るのは嬉しいことです。
社会人としての心構え、挨拶の大切さ。言葉遣い。
保護者とのコミュニケーション、お辞儀、電話応対、
お詫びの仕方などなど。
ロールプレイングしながら、あっと言う間の２時間。
保育園に５年通い、幼稚園に１年通った息子。
どちらも大切な思い出ですが、赤ちゃんの時から一緒に
育った仲間だちは、兄弟のよう。
今でも鹿児島に帰省する度に集まってくれる仲間は、
息子にとって大切な繋がりです。
保育園や幼稚園の担任の先生は、入園してきた子にとって
は、人生で初めて出会う自分の先生。
赤ちゃんで、その時は覚えていなくても思い出の写真の中
にずっとずっと残っている先生。
人の人生の１ページに残るって、素敵なことじゃないですか。
夢を持って、保育士として現場に出てもきっと、
現実は楽しいことばかりではないでしょう。
子供が大好きで選んだ道でも矛盾を感じ、
退職する先生がいるのも現実。
未来を担う子供たちを預かるのは責任重大ですが、
人の成長を見守る大きな仕事を選んだことに誇りを持って、
子供たちの笑顔あふれる毎日を支えてほしいものです。
マナーは、人に不快な思いをさせない最低限のルール。
お辞儀の角度をお伝えしているつもりはありません。
そこに、心があるのか、マナーは心の問題です。
相手に対する気持ちがあれば、態度や言葉はあとから
ついてくる。多少ぎこちなくても、相手には伝わるものです。
更に、形から入ることで、心を耕すし、マインドの部分が
育っていくのですね。
少しでも、先生方の参考になり、先生自身が笑顔で
仕事が出来ることを願います。
