勉強は「紙とペン」で! デジタルツールとの学習効果の違いを海外研究が明らかに ≪続きを読む≫
5月19日(水) 21:00 提供:FYTTEweb
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このたび東京大学の研究グループは、NTTデータ経営研究所と協力し、使用するツールによって学習効果が異なるのかを検討しました。
対象は、10代~20代の48人。手帳を使うグループ、タブレットを使うグループ、スマートフォンを使うグループの3つのグループに分かれてもらいます。
そのうえで、2か月間の授業予定などを話し合う架空の会話を記録。スケジュールを覚えてもらい、1時間の時間を開けて架空の会話から読み取った予定表をカレンダーに再現してもらいます。
並行してMRI検査によって脳の血流の変化を調べ、神経活動がグループの間に差があるのかも分析しました。
勉強は紙とペンが効果的
こうしてわかったのは、紙とペンを使って記録していたグループが、記憶した内容をいちばんすばやく思い出せるということです。
具体的には、紙とペンを使った場合にはカレンダーを11分で書き出せたのに対して、タブレットのグループは14分、スマートフォンのグループは16分と余計に時間がかかっていました。
MRI検査からは、紙とペンのグループでは、言語、視覚、記憶を処理する脳の領域で神経活動が活発になっていることも確認できました。
研究グループは、紙とペンを使うと、紙の教科書の左ページの3分の1の場所の写真、余白のメモなど物理的な映像として記憶できる強みがあると指摘します。
さらに、研究グループによると、こうした学習効果の違いは、クリエイティブな活動にも当てはまる可能性があるといいます。
より強力な記憶に基づき、創造性も高まる可能性があるというのです。
学習や芸術活動では、紙とペンを使うのが望ましいのではないかと研究グループは見ています。
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便利なツールをいろいろと使えるようになっても、脳を働かせるには、昔ながらの紙とペンがいい。
肌感覚で感じていたことですが、きちんとした研究結果として発表されていると、改めて納得しますね。
私なんて、今は何でもPCやスマホに入力しているから、漢字が書けなくなっています。
読めることは読めても、いざ書くとなると、簡単な漢字もあやふや……。
これからは、少し手書きにこだわってみようかなと思います。
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