東大教授が結論付けた「頭の良さ」の意外な正体とは
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2月12日(金) 19:00 提供:新刊JP
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独学で東大教授への道を切り拓いた柳川範之氏は『東大教授が教える知的に考える技術』(草思社刊)で、この時代に必要なのは、ただ情報をかき集めるのではなく、自分なりの発想や自分なりの考え方を組み立てて、情報を処理することだと述べる。
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■「正解」を追い求めてしまう日本人
柳川氏は日本人の思考の悪癖について指摘する。それは「正しさの基準」を外に求めてしまうことだ。
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しかし、判断に「正解」は存在しない。あるケースでは正しかったとしても、別のケースでは正しくないかもしれない。大切なことは「正解」を探すことではなく、自分なりにきちんと考え抜いて、良い解決策を導き出すということだ。これは仕事においても、私生活においても同じである。
この考える力がないと、大量の情報に流され続けることになる。言われている「正解」だけを追い求めていると、新しい価値に気づけず、突発的なトラブルや変化にも対応できなくなってしまう。
■知的に考えるためには「調理道具」を揃える
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では、「考えるための土台」をつくるために具体的に何をすればいいのか。
まず必要なことは「発想を変えること」。情報はそのままでは役に立たないため、調理が必要だ。情報を丸呑みするのではなく、頭の中で加工してこそ力になる。この発想を持つことが一番大事な道具だと柳川氏は述べる。つまり、情報に接する際の考え方のクセを変えるということだろう。
続いて必要なことは「ものごとを抽象化して構造をとらえるクセをつけること」。
接した情報をそのまま受け取るのではなく、自分なりに解釈する。
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抽象化と構造化は比較的難しいため、すぐにできなくても構わない、と柳川氏。ただ、そういう風に考えるクセを付けていくことが大事なのだ。また、抽象化して考えるクセ付けをするための3つのステップがある。
(1)幹をつかむ
これは、「一言で簡単に言い表してみる」こと。
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(2)共通点を探す。
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(3)相違点を探す
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このようにして思考を広げていくことで、抽象化して考えるクセがついていく。
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実は、「頭の良さ」とは、頭の使い方を意識的に練習していくことによって身につく「習慣」なのである。
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情報過多の社会での頭の使い方は、ますます重要になっていくばかりです。
情報に流されずに、自分なりの判断ができるようになるどうか、が鍵ですよね。
正解を追い求めすぎてはダメだということ。
抽象化、構造化は難しいですが、後天的に頭を良くしたい人には有効な処方箋でしょう。
なかなか自分の考えのクセを変えるのは、大変ですが。
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