コロナでアメリカは食肉不足…日本のファミレスやファストフードはどうなる?
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5月30日(土) 15:51 提供:日刊SPA!
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◆穀物・食肉の輸出規制で外食・中食が一変する!?
コロナ禍による世界的な食料不足が囁かれ始めている。
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こうした状況のなか、日本の食料市場はどう変わるのか。資源・食糧問題研究所の柴田明夫代表はこう指摘する。
「コロナ禍で経済活動や物流が寸断されたことで、世界の食料市場では『不足』と『過剰』が同時発生しています。つまり、輸入に頼っていた業務用の安価な食材は不足し、輸出のための付加価値の高い高級食材は過剰・廃棄を余儀なくされつつあるのです」
柴田氏は「日本も決して安心してはいられない」として、食料不足も起こりうると警鐘を鳴らす。というのも、日本はカロリーベースで食料の6割以上を海外に依存しているばかりか、生産現場の脆弱化により農業総産出額は’17年をピークに減少しており畜産、野菜、コメなどいずれも生産量は頭打ちの状況なのだ。
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一方、流通アナリストの渡辺広明氏も、食材の不足や値上がりが外食産業に影響すると見ている。
「日本のスーパーを調査すると、コメや野菜は国産品が多い一方で、食肉とその飼料は輸入に頼っている部分が多い。コロナ禍が長引けば値上がりや不足する可能性も出てくる。海外産の食肉や魚介類を多用するファミレスやファストフード、回転ずしに影響が出るのは確実でしょう。しばらく採算が取れるメニューを考えるなど試行錯誤が続くと思いますが、それでもダメなら値上がりは避けられない」
加えて、渡辺氏は中食産業の様相も変わってくると指摘。これまで中食はスーパーやコンビニの独壇場だったが、飲食店のテイクアウトやデリバリーが増えることでレッドオーシャン化するからだ。
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アメリカでは、従業員が新型コロナウイルスに集団感染したことにより、無期限の閉鎖に追い込まれた豚肉や牛肉加工場もあり、食肉生産ベースが落ちることは避けられません。
でも、これは、ある意味、食を見直すいい機会だと思います。
食肉用の動物を育てるためには、広い土地と、多くの肥料や水を必要とし、さらに、畜産業、特に牛肉生産では、大量に温室効果ガスを排出します。
お肉を食べることが環境に悪影響を及ぼすことは、前々から指摘されていました。
コロナ後こそ、肉食を減らすチャンス。
ファミレスやファーストフードも、お肉の代用品でのメニューを開発するでしょう。
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