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新型コロナウイルスは「正しく恐れる」ことが重要/佐藤優
―[インテリジェンス人生相談]― ≪続きを読む≫

2月29日(土) 15:51 提供:日刊SPA!

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 新型肺炎は確かに深刻な問題ですが、少し騒ぎすぎです。実際の脅威とメディアを通じて体感する不安の大きさが乖離しすぎています。インフルエンザで’18年に日本国内で亡くなった人は3325人もいます。それと比べて新型肺炎が猛威を振るっているということはできないと思います。

 この点で、テロとの類比的思考が重要になります。イスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリ氏は、テロの脅威について以下のような見方を示しています。

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 テロリストはマインドコントロールの達人だ。ほんのわずかな数の人しか殺さないが、それでも何十億もの人に恐れを抱かせ、EUやアメリカのような巨大な政治構造を揺るがしてのける。2001年9月11日の同時多発テロ以来、毎年テロリストが殺害する人は、EUで約50人、アメリカで約10人、中国で約7人、全世界(主にイラク、アフガニスタン、パキスタン、ナイジェリア、シリア)で最大2万5000人を数える。

 それに対して、毎年交通事故で亡くなる人は、ヨーロッパで約8万人、アメリカで約4万人、中国で27万人、全世界で125万人にのぼる。糖尿病と高血糖値のせいで毎年最大350万人が亡くなり、大気汚染でおよそ700万人が死亡する。それならばなぜ私たちは、砂糖よりもテロを恐れ、政府は慢性的な大気汚染ではなく散発的なテロ攻撃のせいで選挙に負けるのか?

 テロは「恐怖」というこの言葉の文字どおりの意味が表しているように、物的損害を引き起こすのではなく恐れを広めることで政治情勢が変わるのを期待する軍事戦略だ。この戦略はほとんどの場合、敵にたいした物的損害を与えられない非常に弱い集団が採用する。

 もちろん、どんな軍事行動も恐れを広める。だが通常の戦争では、恐れは物的損害の副産物にすぎず、害を及ぼす勢力の大きさにたいてい比例している。ところがテロでは、恐れが主役で、テロリストの実際の力と、彼らがまんまと引き起こす恐れとは、驚くほど不釣り合いだ。(『21 Lessons――21世紀の人類のための21の思考』211~212頁)
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 われわれは新型肺炎の恐怖に関して、無意識のうちにマインドコントロールするような状況をつくり出しています。日本中でマスクが不足していますが、微細なウイルスをマスクによって防ぐことができないというのは、高校の生物レベルの知識でわかります。それよりも手洗いを励行することのほうが遙かに感染を防止する効果があります。

 こう考えると、「中国人お断り」というような対応は、客観的根拠のない過剰な反応です。そのような対応ではなく、民族や国籍に関係なく、発熱などの症状がある人の入店を遠慮してもらうというのが正しいアプローチと私は考えます。新型肺炎については、「正しく恐れること」、つまり過剰反応をしないことが重要です。
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なるほど。

 

事の本質を見極め、過剰反応しないことは大切ですね。

 

でも、現実はなかなかそうもいかないようで……。

 

スーパーに行ったら、トイレットペーパーが品薄になっていて、ビックリしました。

 

買い占めしないように、購入個数も制限。

 

私は、大きな荷物になるトイレットペーパーは、いつも通販で購入しています。

 

それも、送料無料にするため、まとめてドカンと注文しますから、我が家にはストックがたくさんある状態。

 

日常生活用品は、ある程度まとめ買いしておいた方が、いざという時に便利だなと思いました。

 

学校がお休みになって、大変な方もいらっしゃるでしょう。

 

何か支援できる手立てがあればいいのですが。

 

 

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