中村倫也のブレイクを15年信じた事務所社長の信念とは 松坂桃李・菅田将暉・新田真剣佑らスター集団育成術に迫る ≪続きを読む≫
11月6日(水) 21:07 提供:モデルプレス
【モデルプレス=2019/11/06】5日、「プロフェッショナル 仕事の流儀」(NHK総合/毎週火曜22:30~)にて、俳優の中村倫也、松坂桃李、菅田将暉、新田真剣佑らが所属する芸能プロダクションの社長・渡辺万由美氏に3ヶ月密着したドキュメンタリー映像が放送された。番組では、実力派俳優陣を輩出してきた渡辺氏の人柄や育成への姿勢が明らかとなった。
……
◆中村倫也のブレイクを15年間信じた
中村は高校生2年生から15年間、同芸能プロダクションに所属している。2年後に18歳で連続テレビ小説「風のハルカ」(2005年)に出演が抜擢されるも、世間で知名度が上がらなかった。しかし、渡辺氏は中村に対して、事あるごとに「あなたはそのままでいい」という風に伝えていたという。
渡辺氏は「私は『(中村のことを)低温動物みたいだな』ってよく言っているんですけど、媚びない、ブレない。表に本音とか心の中が出ないっていう部分が、すっごくいいなって。年月を経れば、絶対彼の良さは伝わるんだっていう『いつみんなが気づくんだろうね』っていう感じで」と、中村の魅力が世間に広まることを信じ続けていたことを明かした。
実質赤字でも、中村との契約を15年間更新しつづけた渡辺氏。これに関して、中村は「それこそ万由美さんは直接的な言い回しはしないんですけど、『数字(売り上げ)とかもちろん大事だけど、気にし過ぎてもねえ』みたいなことを社長なのに言うんですよ」と人柄を語り、「そういうのって、役者にとっては守られている感じがするっていうか。それでいいのかってちょっとほっとできるっていうのかね」と安心している様子をみせた。
◆渡辺万由美氏「数字だけでは語れない価値が、俳優としての彼にある」
また、渡辺氏は「人には育つには必要な年月っていうのが人それぞれで、『桃栗三年柿八年』っていうじゃないですか」と前置きし、「その15年っていう時間は決して短くないですし、本人のなかでの葛藤っていうのももちろん言葉に尽くせないものは、非常にあると思うんですけれども」と中村を思いやり、「数字だけでは語れない価値が、俳優としての彼にはあり、未知数なものというか、未来に賭けるっていうことはできるし、したい」とその才能を語り、「その人そのもの、人生そのものを預かっている」とアーティストとの関わり方を語った。
……
+++++++++++++++++++++++++
NHK連続テレビ小説「半分、青い。」でブレイクし、2018年の「Yahoo! 検索大賞(俳優部門)を受賞した中村倫也。
あっさり塩顔系で、イケメンかどうかは、好みによって分かれるところでしょう。
演技については、カメレオン俳優の異名をとっているように、作品によって変幻自在に幅広い役柄をこなせる達者者。
渡辺万由美社長以外のプロダクションであれば、売れないままの契約更新はなく、昨今の活躍はあり得なかったでしょう。
15年間、その持ち味を信じて、花開くのを待ち続ける。
トップが数字以外の価値を認め、モチベーションを低下させない。
スゴイことですよね。
経営体力がないと難しいことではありますが、人材育成のポイントだと思います。
人が育つのに必要な年月は、人それぞれだから。
下記の画像をクリックしていただくと
社労士ランキングのポイントがアップし、
るんるん♪励みになりますので
どうぞよろしくお願いいたします♪
どうもありがとうございます。感謝のうちに。
お問い合わせはこちら