セクハラ上司に仕立てられ…女性社員に逆恨みされた男の逆転劇
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10月4日(金) 15:53 提供:日刊SPA!
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◆仕事をサボる派遣社員を注意しただけ
「数年前、私の部署にAさんという20代後半の派遣社員の方が配属されたんです。ただ、彼女の勤務態度はちょっと目に余るところがあり、仕事中トイレに頻繁に立つし、行ったらしばらく戻ってこない。さらに仕事をしているフリして、就業中禁止されている個人的なSNSのやりとりをしてて、それを目撃したことがありました」
当然、上司として看過することはできず注意したそうだが、彼女は謝罪の言葉こそ口にするものの同じことを繰り返し、反省しているようには見えなかったという。
「それで一度厳しく彼女を注意しました。……」
だが、それから半月ほど経ったある日、いつものようにオフィスで仕事をしていると上司から内線が入り、会議室に来るように呼び出される。佐高さんが行くと、そこには直属の上司である部長のほか、コンプライアンス部門の2人の社員も同席。
呼ばれた理由について詳しい説明もなく、ここ1か月半ほどの部下に対する言動や態度について次々と質問される。しかも、警察の取り調べのように後になって同じ質問を再び聞かれ、犯人扱いされている印象を受けたそうだ。
◆部下全員が「セクハラはない!」と証言してくれた
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事情聴取は別の日も行われ、これと並行して佐高さんの知らないところで部署内の全員にも聞き取り調査を実施。本人はそのことを後から知ったそうだが、1人を除いて全員がセクハラについて「なかったと思う」と答えていたそうだ。
◆ウソの証言がバレた彼女は即契約打ち切りに
「……その1人というが例の派遣社員の女性。彼女が私にセクハラを受けているとコンプラ部門に相談したようです。複数の部下が彼女の勤務態度を問題視していたこと、私が注意していた場面を見ていたことなどを証言してくれました。……」
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「彼女は3か月ごと契約になっていて、最初の更新まで半月ほど残っていましたが派遣会社に報告し、その時点で契約打ち切り。……
けど、会社がちゃんと事情聴取してくれてよかったですよ。これでセクハラ冤罪で処分されたらたまったもんじゃないですから」
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「褒める時は皆の前で。叱る時には、個別に」
そう言われていた時代もありますが、今は、個室で指導したり、叱ることは避けた方がいいと思います。
何故なら、セクハラの濡れ衣を着せられても、目撃者がいないため、被害者の言い分が通ってしまう、というリスクがあるからです。
セクハラを訴えた女性の逆恨みだったとしても、その証拠たるものを何も挙げられません。
小さな会社や旧知の間柄なら、人事担当者がこの人がこんなことをするはずがない、とセクハラの訴えを疑問視してくれるかもしれませんが、通常は、加害者よりも被害者の声が尊重されます。
パワハラもそうです。
耐性の低い若者が増えていることを考えると、パワハラではなく業務上必要な指導をしているという姿を見せておくといいでしょう。
新入社員がパワハラだと訴え、会社側が周りの社員に事情聴取して、事なきを得たケースがありますから。
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