こんばんは。昨日試そうと言っていたフロートは、今日は不発でした。
マズメはジグ単のリトリーブがよくアタリました。
最近、アジの胃袋内容物が、やたらと磯臭い。
貝殻っぽいもの入っているし。
臭いが身に移るんで、その日のうちに捌くことをお勧めします。
そしてたまにはまじめな考察を。
活性の高い場合、カウントで沈めている間にバイトがあるのですが、そんな状況はそれほど訪れてはくれません。
基本アジの射程なんて、精々自分の体長程だと僕は思っています。
それも顔のほぼ正面、やや上方向。
カウントが2外れると、バイトが無くなる現象をよく経験するため、そこまで外れた数値では無いかと思います。
そもそもこのレンジが外れている場合はどうしようも無く、気まぐれでレンジを外れた魚が掛かるくらいでしょう。
まぁひとまずレンジのことは今日はおいておきましょう。
アジに限らず、魚の多くは落ちてくる物に反応を示します。
アジングのバイトもフォール中に集中します。
そのフォールも、落ち始めではなく1秒ほどフォールさせた時、またラインテンションの変化によりフォールスピードが変化した瞬間が多くなります。
さらに言うなら、止まったその後に、というのが非常に多いです。
軽いジグヘッドは、長く見せることが出来る上、波、風、潮、魚の作る水流、ライン、その他さまざまな要素によりフォール速度が変化します。
何度も速度が変化するということは、そのつど口を使わせる可能性があるということです。
重たいジグヘッドでは吸い込みが悪いというのは、やはり質量がある以上仕方が無いことです。しかしそれ以上に、フォール速度が速すぎるが故に十分な食いの間を与えられず、食いが浅くなるということが多いのではないでしょうか。
そもそもアジはメタルジグを食う魚です。金属の塊を吸い込む魚が、たかだか1gの違で吸い込めなくなるハズはありません。
アジは下方向にはあまり早く泳げません。フォールが早すぎると追いつけないのは、かなりあります。
常夜灯に集まる豆アジなんかで試すと、それがよく分かります。
僕は1回のリフトからフォールで、2~3回はフォールスピードの変化をさせることがあります。
アクションのあとすぐ食ってくる状況では不要ですが、群れはいるのに食い渋る状況なんかには、威力を発揮することがあります。
ちなみに、僕のホームで最近多いフォールで反応せず、リトリーブでしか食わない状況があります。
そんなときも、水深が変わった、巻きの速度が変わった、波で揉まれたなど食うには何らかのきっかけがあります。
もし参考になるならば、どう動かすか、よりもどう止めるか、を意識するとアジングが面白くなるかも知れません。