ミニチュア作品 農場の女性 描き出し
描き出しから少し進めたところで、まだ下塗りの段階です。馬車の車輪があとで加わります。
アクリル絵の具での制作で、アメリカの方からの依頼品。
お客さんがお持ちのモノクロ写真をカラーの作品に、と言うことで制作しています。
構図はとりあえず写真そのままです。
この写真は大変凝った構図を持っています。
ブグローなどの伝統的な、かつての集団肖像画とほぼ同じようなもので、かなり時間をかけてポーズを決めたと思われます。
これや、前私が作品にした写真を見るに、当時の写真家は伝統的な絵画の知識を多分に持っており、次世代の、絵画の役割を担ってやろうという気概を持っていたのかもしれません。
ピカソは写真を見て、絵画の時代が終わると言う危機感を持ち、絵画でしかなし得ない新たな表現を探るため、キュビズム等、時間的概念などを取り入れた独自の抽象傾向の作品へシフトしましたが、このような優秀な写真家の作品を目の当たりにしたならば、確かにそう思ったのも頷けます。








