妻が作家のS氏と決別してから一年が過ぎた。
S氏との一切の連絡を断ってから一年が過ぎたのである。
我が家にS氏の同じ本が3冊あったりなど、無駄にたくさんあったS氏の本などを妻が自ら処分したのは、まだ2ヶ月ぐらい先のことなので、決別はもう少し先のことかもしれない。
私から見たらほぼ洗脳状態のような状況から開放されてから一年が過ぎた。
今では妻がS氏と接触してからの2.3年は、我が家の記憶から抹消している。
そもそも私が仕事に没頭していて妻に寂しい思いをさせていたことが原因だと思っている。
そんな時に妻はS氏の本に出会い、次第にS氏に心酔するようになったのだと思う。
S氏は作家であり写真家みたいであるが、個人コンサルなどもしているようだ。
そして妻はS氏の個人コンサルを受けることになる。S氏のコンサル料が高いのか安いのかは私には判らない。
コンサル料を取って相談を聞きアドバイスをするのは問題ないと思う。実際にまともなコンサルを受けて救われている人も多々いることであろうと思う。
私がS氏を許せないのは、相談を受けているうちに妻がある程度の遺産を相続したことを知り、細かな経緯は分からないが妻から300万円を引き出していることである。
数回に渡り妻の口座にS氏の名義で約10万円ほどの入金はあった。しかし、昨年の4月20日を最後に入金はない。
今でも個人コンサルなどもしているようであるが、妻のような被害者が出ないことを祈るばかりである。