『法華本門宗血脈相承事(本因妙抄)』(佐後)[古写本](秘) | 細雪の物置小屋

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御宗祖御開山遺文DBを中心に投稿します。
[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

 三(みっつ)に開教顕観(かいきょうけんかん)。文(もん)に云(い)はく「一切の諸法は本(もと)是(これ)仏法、三諦(さんたい→細雪注・空諦 仮諦 中諦)の理(ことわり)を具するを名づけて仏法と為(な)す。云何(いかん)ぞ教を除かん」云云。文の意(こころ)は観行理観の一念三千を開して、名字事行の一念三千を顕はす。大師の深意(じんい)、釈尊の慈悲、上行所伝の秘曲(ひきょく)是なり。
(平成新編1678・御書全集0872・正宗聖典0344・昭和新定[3]2691・昭和定本[-]----)
[弘安05(1282)年10月11日(佐後)]
[古写本・日時筆 富士大石寺]
[秘・本門立行の血脈之を注す]
[※sasameyuki※]